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ポリネシア

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ポリネシア地域の概要

ポリネシアは太平洋の中部から東部に散らばる何千もの島から成り立っています。
北端のハワイ諸島、東端のイースター島、西南端のニュージーランドを結んだ三角形の内側が概ねポリネシアと考えればよいでしょう。

  • 館内の位置

ポリネシアの政治的区分は複雑で、ハワイはアメリカ合衆国、ソサエテイ、ツアモツ、マルキーズ、ツブアイ諸島はフランスの海外領土、イースター島はチリ領、サモアの西半分は独立国、東半分はアメリカ領、トンガは独立王国、ニュージーランドは独立国と多様です。
住民はポリネシア人で背が高く、淡褐色の皮膚、髪は直毛又は波状毛、オーストロネシア語に属するポリネシア語を話します。ポリネシアの島々は広い海で隔てられているにもかかわらず人種的にも文化的にも同質で、このことはポリネシア人がこの地域に住みつき各地に散らばったことを裏づけています。

ポリネシアの社会は多くの場合、支配者、首長たち、平民という型でピラミッド型に組織されていました。支配者にはマナ(MANA)という宗教的な力があると考えられ、神の肉体的延長とされていました。ポリネシア人はイモとパンの木の栽培を主とする農業と漁業で生活しています。

およそ200年前、ヨーロッパ人が初めて太平洋に足を踏み入れ、ポリネシア人と接触した時、彼らはまだ石器時代に住んでいました。石器時代の技術でどうやって広大な太平洋に移住したかという疑問は、多くの人々を魅了しました。ポリネシア人たちは移住についての独自の伝説を持っていますが、それらを組み合わせ分析してみると、文字が無いため数世代に亘って語り伝えられているうち、欠落したりつけ足されたりした部分があり、真実を掴むのが困難だということがわかりました。現在では話し言葉の分析と考古学的発掘物から過去を再構築しようとしています。現在のところ、ポリネシア人の故国は東南アジアであり、太平洋の東部と中部に向かう途中、ビスマルク諸島、ソロモン諸島、ニューヘブリディーズ、フィジーなどのメラネシアの島々を経由しながら、その途中に一時定住したのではないかと考えられています。