パプア湾付近の交易に使用された運搬船
パプア湾のラカトイ
3隻の丸木船を連結して造られているこの大型カヌー「ラカトイ」は、パプアニューギニアのポートモレスビーに住むモトゥ族が、パプア湾付近で物品の交換や売買に使用した運搬船です。この地方一帯は土地が貧しく、雨が少ないため作物が採れませんでした。そこで、大量に作った飲食用の土器を沿岸の村々まで運び多くの食料と交換していました。
このような貿易は20世紀初頭で終わっていたのですが、展示のラカトイは1974年、イギリスのエリザベス女王の訪問に際し造られた船を全く同じデザインで復元させた貴重なものです。
