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「やんばるアートフェスティバル2018-2019 ヤンバルネサンス」 アート作品展示
※このイベントは終了しました。
海洋博公園は沖縄本島北部地域を会場とする芸術祭「やんばるアートフェスティバル」に参加します。会場の一つとして、海洋文化館で世界的CGアーティスト河口 洋一郎氏による作品を展示します。
やんばるアートフェスティバルとは
手つかずの大自然が残る沖縄県北部の「やんばる地域」を舞台に、県内外また海外から個性あふれるアーティストたちが集い、現代アートからデザイン、音楽、映像、造形まで、ここでしか見ることのできない展示が一堂に会する唯一無二のアートフェスティバルです。
- [会期]
- 平成30年12月15日(土)~平成31年1月20日(日)
- [主催]
- やんばるアートフェスティバル実行委員会
- [会場]
- 沖縄本島北部市町村 各所
- 公式ホームページ:http://yambaru-artfes.jp/
アート作品展示
世界的なCGアーティストである河口 洋一郎氏の作品を展示します。
- [展示期間]
- 12月15(土)~平成31年1月20日(日)の毎日
- [時間]
- 8:30~17:30
- [場所]
- 海洋文化館
- [料金]
- 無料
-
河口 洋一郎氏 -
出展作品「海」
【出展アーティスト 河口 洋一郎氏について】
1952年、種子島出身。東京大学名誉教授、CGアーティスト、「霧島アートの森」館長。1975年より自己増殖する造形理論「グロース・モデル」で独自のアート/サイエンスの世界を確立。1995年、第100回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出。2010年、ACM SIGGRAPH国際大会にてディスティングイッシュト・アーティスト・アワード受賞。2013年、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章受章。2018年、Prix Bains NumeriquesにてPrix D’Honneur賞受賞。
【展示作品「海の生命のインテリジェンス」について】
存在する生物を、「遊泳系」、「歩行系」「飛翔系」で分けてみると面白い。中でも5億年前からの太古の地球、カンブリア紀の多様性に富んだ「遊泳系」の進化生物は、クラゲをはじめ魅力的である。進化生物の挙動のインテリジェンスは、5億年未来のアートを創造する上でとても貴重である。海水を吸ったり吐いたり、膨張収縮を繰り返す5億年前のクラゲの挙動は、基本的な運動であり、今でも延々と引き継がれている。まさに遺伝子生命体として、自分の未来を自己組織化していく、自律したもうひとつの生命体である。クラゲから、さらに岩に固着するイソギンチャク、硬い皮膚をまとうヒトデ、トゲ化した突起で身を守るウニなど、それぞれのインテリジェンスは魅力的!攻撃防御する未来形のアートは、もう一つの未知な生命体として、エモーショナルなコミュニケーションをする知的な生命体である。海は、サイエンスをアート化するための未来のアイデアの宝庫である。
- お問い合わせ先
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海洋博公園管理センター
TEL:0980-48-2741