おきなわ郷土村 おもろ植物園

たけ(竹)

概要

おもろ名 たけ
和名 リュウキュウチク
科名 イネ科
方言名 ヤンバルダキ・ヤマダキ

園内の位置

植物特性

リュウキュウチクは琉球列島固有の竹で沖縄各島(大東以外)に自生する。自然植生としては山地の崖の肩状部、尾根筋山頂に局地的に生育し、とくに石垣島のオモト岳や西表島の古見岳、御座岳などの山頂や北斜面に発達している。生育地によって稈の高さや葉の広狭に変化がみられる。開花はある一定地域でいっせいにおこる傾向がみられるが、開花周期は不明である。沖縄県内にはリュウュウチク以外にも栽培種の竹として約40種が知られている。リュウキュウチクは日本竹笹の会により1965年に沖縄県の竹に指定された。

利用

【樹木】 : 鑑賞用
【稈】 : 建築補助材、垣根材、編物、農業資材、矢柄 
【枝・葉】 : 屋根ふき用材

見頃カレンダー

おもろさうし 第一九巻一二九三 たけ

歌の意味
与那嶺の大親が
竹を栽培する囲いを造って
(竹を育て)
按司様が
島討ちするための矢柄の見事さよ