おきなわ郷土村 おもろ植物園

さくら

概要

おもろ名 さくら
和名 ヒカンザクラ
科名 バラ科
方言名 サクラ

園内の位置

植物特性

ヒカンザクラは落葉高木であり、高さ10メートル前後に育つ。花は径が1センチメートル程度で、下向きで釣鐘状に開く。ソメイヨシノは花が終わると花びらを一枚一枚ヒラヒラと散らしていくが、ヒカンザクラの花びらはまとまって落ちていく。台湾、中国南部が原産地で日本では九州南部や伊豆熱海でも見ることができる。奄美や喜界島では12月頃に咲くのでシワスバナ、沖永良部島ではセツブンバナなどと呼んでいる。別名「カンヒザクラ」とも呼ばれ、沖縄では最も一般的なサクラとして親しまれている。

利用

【樹木】 : 庭木、街路樹、公園樹
【材】 : 彫刻材、装飾用
【樹皮】 : 細工用、薬用

見頃カレンダー

おもろさうし 第一四巻九八九 さくら

歌の意味
西嶽の桜が咲くように
君志神女(きみししんじょ)は撓って踊ろう
東だけに群咲きして咲くように
君志神女は撓って踊ろう
嶽加那志様は、
美しい日傘を差し給いて
杜加那志様は、
美しい車傘を差し給いて