2006年10月アーカイブ

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 ↑湿った、木漏れ日が射し込む森の中に生えている

 

こんにちは、akahigeです。

今回は、2つの面白い話題のあるシダ植物の仲間を紹介します。
このヤブレガサウラボシの仲間は、なんと!今から約2億4500万〜2億800万年前(三畳紀後半〜ジュラ紀前半)に生きていた原始的な植物で、"植物の生きた化石"と言っても過言ではありません。というのも、この植物は化石の分布から、地層の比較や地質年代の決定に役に立つ(=示準的価値の高い)植物なのだからです。
そうですね、動物で例えるならアンモナイトや三葉虫といったところでしょうか。

現在、日本では石垣・西表島にのみ生育し、世界では7種が熱帯アジア〜ポリネシアにかけて分布します。しかし、当時は北半球が主で世界中に分布していたといわれます。専門用語では"ヤブレガサウラボシ植物地理区"と呼ばれ、三畳紀後半にはこの地理区を含めて全世界を3地理区に分けられるそうです。
もう一つ興味深い話題が、ヤブレガサウラボシという名前です。
"ヤブレガサ"は、その名前の由来が3つほどあり、

(1) 本葉の見た目が「破れた傘をさしている」様子に似ている
(2) 若葉の見た目が「すぼめた破れ傘」の様子に似ている
(3) キクの仲間のヤブレガサに似ている

いずれにせよ、「破れた傘」にはかわりありませんね。そして、"ウラボシ"という名前は、胞子嚢(ほうしのう:シダ植物の種がなる部分)が葉の裏に不規則に散らばって点々と付いていることにちなみます。

 

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↑西表島のイリオモテモリバッタ/ヤブレガサウラボシに乗って2億年前にタイムトリップ?

 

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↑胴体は黄色、後足は赤、前足は緑〜青とカラフル

上の写真は、ヤブレガサウラボシの葉を食べようとしている"イリオモテモリバタ"です。
森ではひときわ目立つバッタで、熱帯ジャングルに生息するカラフルなインコを想像してしまいます。
琉球列島(奄美〜八重山群島まで)には、5つの島(奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島、与那国島)ごとにモリバッタの亜種(合計5亜種)が生息します。

 

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↑沖縄島の"オキナワモリバッタ"/食べているのはヘツカリンドウのガク片

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こんにちは、akahigeです。

今回は、マングローブ林(川と海の水が混じり合った湾や河口部に生える植物の仲間)の中に生える、とても珍しいシダの仲間を紹介します。

その名も"ミミモチシダ"。面白い名前ですね。漢字にすると"耳持羊歯"といったところでしょうか?
なんと、名前の由来は、学者さんが間違えたとか!
学名は、Acrostichum aureumなのですが、種小名の"aureum(黄金)"を"auriculatum(耳のような形)"と勘違いしたそうです。

めったに無いとは思いますが、こんなことがあるのですね!
さて、話を戻しますと、このミミモチシダは、国内では石垣島、西表島などの八重山群島に分布し、国外では南中国、東南アジア、インド、アフリカなど熱帯地域に広く生育します。しかし、自生地の開発で数が減少し、消失寸前の自生地もあるそうです。どうにかして保護できればよいのですが。

 

 

 

 

 

 

061014akahige2.jpg←茶色の部分は、ミミモチシダの胞子嚢(ほうしのう)

 

  • コガネシダ属は、マングローブ林に生える唯一のシダ植物。
  • 分布域の北限。
  • 葉は大きく60cm〜200cmくらい。
  • 根茎(地中にある茎)は太く、葉は革のように硬い
  • 葉の上部に胞子嚢(ほうしのう:シダ植物の胞子(種のようなもの)がなる部分)がつき裏側一面を覆っている。
  • 薬効があり、東南アジア地域では根茎(地中にある茎)が吹き出物、切り傷、膀胱炎などに効くと考えられている。

というように、「たくましい」、「がっしりした」、「頼りがいのある」などの男らしい表現が合うような植物です。もしも、花言葉ならぬシダ言葉があれば、これで決まりですね!

 

 

 

 

 


 

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←自生地の近くの風景です。のどかですねぇ〜。

 

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こんにちは、akahigeです。

今回は、花は地味で目立ちませんが、チョウにとっては大切な食草となっているリュウキュウガシワ"をご紹介します。
食草とは、チョウが幼虫のときにムシャムシャ食べる植物のことです。
チョウの種類により、食べる植物の種類も異なるようです。
この"リュウキュウガシワ"を食草とするのは、"スジグロカバマダラ"というチョウです。

 

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まず、リュウキュウガシワについて解説しますと・・・
温帯〜亜熱帯地域にかけて200種類ほどが生育するイケマ属の仲間であり、分布は宮古群島、八重山群島、フィリピンです。ということは、分布の北限は宮古なのですね。

 

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リュウキュウガシワの花は、見た目が地味ですが、芳香があり受粉を手助けする虫をおびき寄せています。
さらに花粉は、受粉に虫を利用する植物の頂点といわれるランの仲間と同じように、花粉塊(かふんかい)という団子状の塊になっています。

このイケマ属はラテン語で「Cynanchum」と呼び、Cynは「犬」、anchumは「絞め殺す」という名が付くほど有害であると思われていました。実際、毒があるようですが、その強さはよくわかりません。とりあえず、口にしない方が良いですね。
おやっ?ここでおかしなことに、この植物には毒が含まれるが、それを食草としているチョウは毒におかされないのでしょうか?

 

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その謎のチョウ"スジグロカバマダラ"について解説しますと・・・

分布はリュウキュウガシワと似ていて、日本では宮古群島を北限として東南アジア、インド、オーストラリア等と広く、西表島では道ばたのセンダングサやランタナの花で蜜を吸う姿が多くみられました。食草は、リュウキュウガシワとソメモノカズラで、いずれも草木に絡みつくツル性植物です。

沖縄本島では迷蝶(もともとその地域に生息していない蝶が台風などの風で飛ばされてくる蝶のこと)として記録されることがあるそうです。
では、さきほどの"毒の疑問"について触れます。
一説では、「毒を体内に蓄積することが可能で、鳥などの動物に食べられないように防御している」とか・・・

さらに、「では、スジグロカバマダラを食べようとする動物は何故、毒を蓄積しているのがわかるの?」という疑問が出てきますね。これまた説ですが、「黒スジにオレンジ模様の派手な羽が、"毒を蓄えてますよ"というサイン」とか・・・しかし、実際は派手なチョウもよく見かけます。
謎が尽きないので、今回はここまで。

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おはようございます!今日の本部町は、なんだか雨が降りそうな感じのお天気です。いかがお過ごしですか?7です。なんだか、お久しぶりなブログになって、すみません。

最近、海洋博公園内ではショウキズイセン(学名:Lycoris aurea)があっちこっちに綺麗に咲いています。

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これは、中央ゲートから熱帯ドリームセンターに向かう道沿いに咲いているもの↑。赤いヒガンバナとはまた趣の違う、黄色の素敵なお花です。ショウキズイセンもヒガンバナも同じリコリス属(えーっと、人で言うと兄弟、みたいな感じかな?)ですが、この“リコリス”の由来にはいくつか説があります。説その1、古代ローマの政治家マルクス・アントニウスの妻オクタウィアの名前にちなむ。説その2、ギリシア神話の海の女神リュコリス(Lycoris)の名前にちなむ。うーん、みなさんはどっちだと思いますか?そして、また面白いのがショウキズイセンの英名はgolden hurricane lilyとかgolden spider lilyとか言います。訳すと、黄金のハリケーンのユリ、黄金の蜘蛛のユリってことになるのかしら?政治家だったり、女神だったり、ハリケーンだったり、蜘蛛だったり、忙しいお花ですね。引っ張りだこだ(*^_^*)
ではでは、今日も一日、美ら海水族館に行った帰りにちょっと熱帯ドリームセンターまで足を伸ばして、ゆったりと秋のお花見、なんて素敵な一日になりますように、ごきげんよう♪

 

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こんにちは。
沖縄にも秋の風が吹きはじめて、季節の移り変わりを感じる今日この頃ですね。
お久しぶりです、petapetaです。

突然ですが、今月10月は全国的に都市緑化月間に指定されていて、
それにともなって、いろいろなイベントがもようされます。
ここ海洋博公園でも、緑化を目的とした苗木の無料配布をおこなっています♪

10月1日 日曜日にさっそく第1回目苗木の無料配布をおこないましたので、
写真をアップしますね。

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場所は中央ゲートをおりた所にある、ハイサイプラザで
時間は13:30〜15:30 
11種類の苗木を取りそろえておりますが、限定お一人様1鉢とさせていただきまました。
お越し下さったみなさん、ありがとうございました☆

ちなみに、この日配布した花の苗の一部をご紹介しますと・・・

 

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こちらはコウシュンカズラ。ツル性の植物で、黄色い花を咲かせます。
いっせいに咲きそろうと、黄色がとてもきれいです。

 

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そしてこちらは沖縄おなじみ三大名花のひとつ、サンダンカ。その中でも、
サンダンカ・スーパーキングというとても鮮やかな赤い花を咲かせてくれる品種です。

ひきつづき、10月8日(日)と10月15日(日)にも配布をおこないますよ〜。

そして中央以外でもなんと
都市緑化植物園のインフォメーションでは、10月中毎日!!
また、
ドリームセンターでは、10月の土日祝日に
苗木無料配布をおこなっています。
もりだくさんですね♪

みなさんも自分だけのお気に入りの花をみつけて、咲かせてみませんか?
ぜひ一度おこしくださいね♪

 

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