2007年10月アーカイブ
糸のように繊細な花を沢山つける、少し変わった形の野生ランを紹介します。
蕾(つぼみ)の時から、森へ通って4週間目にしてすべての花が咲く姿を目にすることができました。
約1ヶ月も待ったので、撮影にはいつもより熱が入りました。
______________________________________________■ 和 名:ナメラサギソウ(滑ら鷺草) 別名:リュウキュウサギソウ(琉球鷺草)
■ 学 名:Habenaria longidenticulata Hayata
■ 科 名:ラン科(同属にダイサギソウ、テツオサギソウ、タカサゴサギソウなど)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島。
その他の分布は、宝島、台湾など。
■ 生育環境:山地の陰湿な林床
■ 特 徴:草丈50〜60cmの多年生の地生ラン。側花弁や唇弁は糸状の裂片となり、ガク片も
先も細長い形状となっている。開花時期は9〜11月頃。
■ トピック:
○学名の意味は、属名Habenariaは「距または唇弁の裂片が細く革ひも状をして
いる」、種小名longidenticulataはおそらく「細長い歯のような」より。
○和名の由来は、無毛でなめらかな植物体にちなむ。
○日本産の同属のなかでは、特に異質な形態である。
○園芸用の採集や自然林の伐採等で個体数が減少している。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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こんにちは!いかがお過ごしですか?7です。ブログを書いていない間に、見聞を広げるために島を出てみました。とても素敵な人達と出会ったり、勉強になることばかりで、有意義な時間を過ごしました。たまには島を出るのも、いいものです。
↑沖縄でとれるドングリです。沖縄でもドングリ取れるんですよ。この子の名前は「オキナワウラジロガシ」といいます。そして、この子のすごいところは「日本一大きいドングリ」というところ!そろそろ、実がなる季節なので山の生き物の邪魔にならない程度に拾いに行ってみたいと思います。オキナワウラジロガシ以外にも沖縄で取れるドングリは幾つかあるので、沢山拾えたら、ドングリクッキーとかドングリご飯とか、作ってみようかな。観賞の秋よりも食欲の秋優先なのでした。
ではでは、今日も一日、キラキラ光るなにかが見つかるような素敵な日になりますように、ごきげんよう♪
皆さん、こんにちは。
昨日、園内巡視の途中でカワセミに出会いました☆!
ですが、バイクを停めてカメラを構えるまでには飛び去ってしまい、残念ながら写真を撮ることはできませんでした。。。 次回出会った時のために、カメラの構え技を磨いておこうと思います。
さて、カワセミには逃げられてしまいましたが、園内では他にも多くの鳥に出会うことができます。
中でも出会い率が高いのはイソヒヨドリ。
↑イソヒヨドリの雌(左)と雄(右)
食欲の秋といいますが、この前はビーチで一生懸命バッタを追いかけ、フライングキャッチしているイソヒヨドリを見かけました。
皆さんも来園された際は、バードウォッチングしてみてはいかがですか?
皆さん、こんにちは。
今日の午前中、事務所に大きな大きなパラミツの実が運ばれてきました!
もちろん、熱帯ドリームセンター産です。
大きさが分かるように携帯と一緒にパチリ。どうです?大きいでしょう?
パラミツはギネスで世界最大の果実として登録されており、その重さは40-50kg に達することもあるそうです。今回運ばれてきたこのパラミツは12kg だったので、それに比べると小さい方かな。

このパラミツを早速解体し、試食用に切り分け、種子の周りの果肉を取り出します。パラミツには少し粘り気があるので、あとで包丁がネバつかないよう、このとき包丁には油を塗っておきます。
パラミツの匂いはバナナに似た甘い香りが強く、切り分ける前から匂いが事務所内に充満し、扉の外まで漂っていました。 今回のパラミツの味と食感は未熟なメロン(皮に近い方の食感と言った方が分かりやすいでしょうか?)のようで、水分は少なく、甘さも控えめ(完熟すると甘味が増す)。ただ、人によっては匂いの好き嫌いがあるようで、私は大丈夫なのですがパラミツショックを起こしている職員も数名もいました(^^;)
さて、この切り分けたパラミツ、明日から熱帯ドリームセンター内のスナック・スコールにて無料試食を行います。 今回の実は結構大きめなので、多くの方にご試食いただけるかとは思いますが、先着順となりますので食べたい方はお早めにお越し下さい。お待ちしております♪
今回は、素朴で深みのある赤色が秋の訪れにはピッタリのランを撮影してきました。森の中は、ついこの間までのサウナのような蒸し暑さはなく、林間を吹き抜ける風ですっかり涼しくなっていました。

■ 和 名:ヤクシマアカシュスラン(屋久島赤繻子蘭)
■ 学 名:Hetaeria yakushimensis (Masam.) Masam.
■ 科 名:ラン科(同属にシロスジカゲロウラン、オオカゲロウランなど)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島。
その他の分布は、伊豆諸島、四国、九州南部、屋久島、トカラ列島、台湾など。
■ 生育環境:山地の林床
■ 特 徴:草丈10〜30cmの多年生の地生ラン。葉はビロードのように光る。
花茎、苞、葉柄は赤味を帯びる。開花時期は8〜10月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Hetaeriaは不明、種小名yakushimensis(屋久島の)より。
○ 和名の由来は、屋久島で発見記録された赤味を帯びた繻子のようなランにちなむ。
○ 園芸用の採集や自然林の伐採等で個体数が減少している。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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撮影中に近寄ってきたホントウアカヒゲ♂(→ 私のHNはこの鳥にちなみます。)
<沖縄県の自生植物 Vol.42>

↑ショウキズイセンです。最近ひょこっと表れて綺麗な花を咲かせてくれています。熱帯ドリームセンターの前にも綺麗に咲いているので、御来園された方は、もうご覧になっているでしょうか。ショウキズイセンの学名はLycoris traubii Hayward。属名のリコリスには、女神さまの名前からきているという説もある素敵な花です。毎年、この花を見ると「もうそろそろ寒くなるのかなぁ」と寒がりな7は思ってしまうのでした。
ではでは、今日も一日「何か良いことが起こりそう」と思えるような素敵な一日になりますように、ごきげんよう♪
皆さん、こんにちは!
日中は日差しが強くまだ少し暑いですが、空も風も少しずつ秋めいてきた今日この頃、いかがお過ごしですか?
さて、一昨日(10/14)の無料入館日に、熱帯ドリームセンターではハス乗り体験会とクイズラリーを実施しました。
南米原産のパラグアイオニバスの大きな浮葉に乗れるハス乗り体験会には、たくさんの子どもたちと親子が参加してくれました。「葉っぱに乗れるの(゚ー゚*)?」とワクワク待ちきれない様子の子や、ちょっと心配そうに他の子が葉っぱに乗るのをじっと見つめている子。でもみんな葉っぱに乗ったら「楽しい☆!」と笑顔に。乗り終わって「おもしろかったー!」と親のもとへ走ってく子もいました。
一方、熱帯ドリームセンターの7フシギを解いてまわるクイズラリーの方は、子どもから大人まで多くの方が参加してくれました。
↑写真:クイズラリーに使用する探検シート表(左)、裏(右)
この探検シートを頼りにドリームセンターの各ポイントをまわり、シールを貼りながら植物の謎を解いていくこのクイズラリー、意外にも大人の方が夢中になってやっていました。その理由とは・・・
↑写真:バオバブポイントでヒントを探す人たち(左)、クイズラリー終了後のガラポン抽選会(右)
クイズラリーを終えて全問正解すると、なんとステキなプレゼントが貰えるからなんです♪! 一人3回ガラポンを回して特等?3等の景品が当たるので、皆さん真剣に慎重にガラガラ。面白いのはお母さんが3回まわしても3等玉ばかりなのに、お母さんに抱っこされながらやっとガラポンを回した子が1等玉や特等玉を出しちゃうなんてことも☆ このガラポンで運試ししてみませんか(笑)?
熱帯ドリームセンターでは、10月21日(日)にも無料入館を行います。そしてハス乗り体験会とステキなプレゼントが貰えるクイズラリーも同時に開催いたします!一昨日参加できなかった方は、ぜひ家族で、友達同士でご参加下さい。皆さまのお越しをお待ちしております♪
こんにちは、akahigeです。
「花だより」ご愛読の皆様、長い間、復旧作業で休止しておりまして申し訳有りませんでした。
今後とも、海洋博の生き物や、沖縄自生植物など多彩な情報を載せていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。
ブログ再開の初めは、サワサワと秋風に揺れる草原で出逢った、優しい藤色の花を咲かせる野草を紹介します。雲一つない青空のもと、花を咲かせている姿がとても印象的でした。
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■ 和 名:サイヨウシャジン(細葉沙参)
■ 学 名:Adenophora triphylla (Thunb.) A. DC.
■ 科 名:キキョウ科(同じ属にシロバナサイヨウシャジン、シマシャジンなど)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、喜界島、徳之島、沖縄群島、その他の分布地域は中国地方、四国、九州、種子島、台湾、中国。
■ 生育環境:原野
■ 特 徴:草丈40から100cmの多年草。花は釣り鐘形で、開花時期は8〜10月頃(地域によって差がある)。
■ トピック:
・ 学名については、属名はラテン語のadeno(乳液を出す線)+phora(もっている)、種小名はtriphyllus(3枚葉の)の意味。「乳液を出す線細胞をもつ、3枚葉の草」ちなみに、葉は3個輪生だけでなく、4個輪生もある。
・ 和名の由来は、「細葉(サイヨウ)」は同属のツリガネニンジンより葉が細いこと、「沙参(シャジン)」はツリガネニンジン属が漢方の沙参として利用されることにちなみ、この属の総称をいうらしい。
・ 生育地はもともと少なく、開発等で個体が減少している。
・ 同属のツリガネニンジンの花言葉:「感謝」、「誠実」、「優しい愛情」
・ 利用:食用、薬用(根を用い、咳止めや強壮に効果があるらしい。)
■ REDデータカテゴリー:準絶滅危惧(沖縄県)
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細い鐘形の花
丸みのある花
(沖縄県の自生植物Vol.41)

