2007年11月アーカイブ
こんばんは!7です。いかがお過ごしですか?寒がりの7には少し寒く感じるようなお天気でした。皆様のところも、もう寒いですか?
↑今日はランのタネのお話です。 これは、ランの実です。皆さんは、ランのタネをご覧になったことはありますか?どんなタネを想像しますか?実は、ランのタネはとってもとっても小さいんです。それはそれは顕微鏡で見るくらい!どうして小さいかというと、おそらく、遠くまで飛ばされるように小さくなった、と言われていますが、本当のところはランに聞いてみないといけないのかもしれませんね。そして、そのランのタネが発芽する(芽が出る)ようになるには、またもう一工夫があるんですよ! それは、また今度のお楽しみ。 ではでは、今日も一日素敵な発見がある日になりますように、ごきげんよう♪
秋雨がしとしと降るなか山の御嶽を訪れました。拝所へ登る途中で、雨露に濡れたシマヤマヒハツの
未熟な果実が目に入り、水々しく新鮮な姿を撮りました。
この果実は、黄緑→赤→黒色に変化し熟します。その色の移り変わる姿はとても趣があります。
______________________________________________■ 和 名:シマヤマヒハツ(島山篳撥)/別 名:コウトウヤマヒハツ(紅頭山篳撥)
■ 学 名:Antidesma pentandrum (Blanco) Merr.
■ 科 名:トウダウグサ科(同属で沖縄自生の種は、ヤマヒハツ)
■ 分 布:琉球列島では与論島、沖縄島、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島、
波照間島。琉球列島以外の分布は、台湾南部、フィリピンなど。
■ 生育環境:山地〜低地
■ 特 徴:石灰岩地域に生える常緑の小高木で樹高3〜5m。花は径1mmほどで穂状につく。
雌雄異株。開花時期は3〜9月頃。果実は球形で熟すと黒色になる。結実時期は
9〜12月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Antidesmaは「anti-代用の、desma:帯/ひも」、
種小名pentandrum はおそらく「5つの雄ずい」より。属名の意味はある種の
樹皮が綱として利用されるかららしい。本種にいたっては雄ずいは4個であり、
種小名の意味とは異なる。
○ 和名は、中国語で長胡椒のことを「ヒハツ(篳撥)」と呼ばれ本種がそれに似て、
島嶼の山(〜低地)に産することに由来すると思われる。ちなみに、この説明に
出てくる「ヒハツ」はコショウ科の仲間で本種とは別種である。
○ 果実は食用とされるが、強い渋みと酸味があるため主に果実酒に用いられる。
○ 果実の色合いを楽しむための観賞用、刈込みに耐えるので生垣にも利用される。
■ REDデータ
カテゴリ:―
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雄花の拡大(1つの花に雄ずいが4個つく) 9月:西表島<沖縄県の自生植物 Vol.48>
皆さん、こんにちは。
今日は巡視途中でアカタテハに出会いました。
この時はちょうどランタナで吸蜜中。でもこのアカタテハ、花の蜜だけでなく樹液や熟した果実、動物の糞まで餌にしてるという雑食ぶり。蝶は花の蜜しか食さないと思っていた私にとっては衝撃的事実でした。
そしてアカタテハに関して面白い情報がもうひとつ。
アカタテハの英名は「インドの赤い提督(Indian Red Admiral)」なのです☆!
次にアカタテハに会ったら、敬礼しなくてはなりませんね /(^ ^)
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アカタテハ
学名:Vanessa indica
科名:タテハチョウ科
生息:日本全国、世界にも広く分布
ほぼ一年中みられる。幼虫の食草はノカラムシなどのイラクサ科植物。
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皆さん、こんにちは。
今日はあの世界的に有名なミッキーマウスのお誕生日だそうですよ。
そんな日に、偶然にも園内巡視の途中で面白いビヨウタコノキの実を発見しました☆!
じゃーん!どうです?ミッキーマウスの顔形に似てるでしょう(^_^)?このミッキーマウス形の実がなっているビヨウタコノキは、中央噴水広場から黒潮階段を一番下まで下りて、伊江島に向かって右手奥側に生えています。
↑これがミッキーマウス顔形の実がなっているビヨウタコノキ。奥に見えるのが黒潮階段で、実は矢印マルの部分になっています。
実はまだ青いので、しばらくは落ちずに観賞できると思います。海洋博公園へお越しの際は、ぜひ探してみて下さいね♪
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ビヨウタコノキ
学名:Pandanus utilis Bory.
科名:タコノキ科
原産:マダガスカル
常緑の高木。雌雄異株。同じタコノキの仲間と比べて葉や樹形が美しい
ことから、「美葉タコノキ」という和名が付けられた。
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野生ランの撮影で森に入ったときに、林床の落葉のなかを歩き回る“白い小びと”の群れに遭遇ました。
・・といっても本当のところは小びとではなく、歴とした野草です。
しかし、野草といっても葉緑素をもたない=光合成をしない寄生植物(別の植物から栄養を摂る)です。
______________________________________________■ 和 名:ヤッコソウ(奴草)
■ 学 名:Mitrastemon yamamotoi Makino
■ 科 名:ヤッコソウ科(同科で日本自生の種は本種以外ない)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島、西表島。
琉球列島以外の分布は、高知、南九州など。
■ 生育環境:山地の林床
■ 特 徴:ブナ科のシイノキの仲間(沖縄ではイタジイが主;Castanopsis sieboldii)の根
に寄生する一年生草本。完全な寄生生活を営む。草丈は3〜7cm程度で、茎は白色
で肉質、葉は鱗片状で葉緑素をもたない。大きさ1cm程の花は両性花で、茎の先に
1個つく。開花時期は10〜11月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Mitrastemonは「mitora-尖帽、頭飾、stemon-雄ずい」、
種小名yamamotoi は「本種の発見者の山本氏」より。
○ 和名の由来は、袖をひろげた奴(やっこ)の集団が歩く姿にちなむという。
奴(やっこ)とは、「家つ子」が語源で一般の農民や町民が雇われることが多く、
武士の荷物持ちなどの雑務をしていたといわれる。江戸時代の参勤交代の時には
大勢の奴が雇われたという。
○ 最初の発見地、発見者、命名者(牧野氏)のいずれも高知県。
○ 世界最大の花を咲かせるラフレシア(Rafflesia arnoldii/ブドウ科の根に全寄生)
の仲間で、日本での自生種はヤッコソウのみ。
■ REDデータ
カテゴリ:―
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(1)右下の個体は、帽子型の雄しべが、雌しべに被さっている。鱗片葉に蜜が溜まっている。(この状態で、粘性のある花粉が輪っか状の葯から外に分泌され、蜜を吸う虫や鳥が花粉を運ぶ。)
(2)左から2番目の個体は、今にも帽子がスポっと抜け落ちそう。下から雌しべがのぞいている。
(3)最左の個体は、雌しべが露出し受粉を待っている。
今回は、“宝石の蘭(ジュエルオーキッド)”と呼ばれるランの一種を紹介します。
ジュエルオーキッドとは、葉の表面にビロード状の光沢があり、模様が美しく観賞価値のあるランといわれています。これらの仲間は、Anoectochilus属、Goodyera属、Ludisia属など様々で、葉に当る光の強さや光線の角度などで見え方が変わります。森のなかでは、木々の隙間から日光が射し、それこそ宝石のように輝く瞬間に出逢うことがあります。
______________________________________________■ 和 名:ハチジョウシュスラン(八丈繻子蘭)
■ 別 名:ヤクシマシュスラン(屋久島繻子蘭)
■ 学 名:Goodyera hachijoensis Yatabe
■ 科 名:ラン科(同属で沖縄県自生の種は、クニガミシュスラン、ナンバンキンギン
ソウ等)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島、
西表島。琉球列島以外の分布は、八丈島、大隅、薩摩半島南部以南。
■ 生育環境:山地の林床
■ 特 徴:小型の常緑多年草で地生するタイプのラン。花序を含め草丈15〜30cm程度
になる。葉に網目状の白い班が入る特徴があり、変異が多く、この葉の網目
模様は様々である。葉の中央に帯状の白斑が入るのが基本タイプとか。
花は淡紅〜白色で、基部は黄色。 開花時期は10〜1月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Goodyera は「英国の植物学者John Goodyer氏」、
種小名hachijoensis は「八丈島産の」より。
○ 和名の由来は、ハチジョウは「八丈島に産する」こと、シュスは「繻子
:滑らかでツヤのある生地」より葉の表面の質が似ていることにちなむ。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)
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<沖縄県の自生植物 Vol.46>
みなさん、こんばんは!7です。今日の海洋博公園は少し雨が降りましたが、概ね晴れました。(なんだか、天気予報みたい。)皆様のところはいかがでしたか?
↑今日は、虫の目になれる特別なレンズをカメラにつけてサンダンカを撮ってみました。虫は複眼といいまして、小さな目をたくさん持っています。これで広い範囲を見ることができ、天敵とかを発見しやすくしているんですね。左が通常モードで、右が虫の目モードです。小さな目がたくさん集まると、こんな風に見えるのかな?お花がたくさんに見えて、ちょっと嬉しいかも。人間が持つ目だけが「目」じゃないんですね。住んでいる世界に奥深さを感じます。 ではでは、今日も一日素敵な世界に触れられる、素敵な一日になりますように、ごきげんよう♪
ホントウアカヒゲ(ヒタキ科)のさえずりが森のなかで響きわたる季節となりました。
尾根沿いには、白く小さい風ぐるまのような花が沢山咲いていました。秋風に揺れる花は、クルクルと回っているようにも見え、山道がいつもより賑やかで楽しい散策となりました。
______________________________________________■ 和 名:オキナワテイショウソウ 別名:マルバハグマ(丸葉白熊)
■ 学 名:Ainsliaea macroclinidioides Hayata var. okinawensis (Hayata) Kitam.
■ 科 名:キク科(同属で沖縄県自生の種は、渓岸のナガバハグマ)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島、
西表島、魚釣島。その他地域の分布は、トカラ列島、台湾、中国。
■ 生育環境:山地の林床
■ 特 徴:草丈20〜50cm程になる多年生草本。葉は光沢があり卵形で長さ6〜13cm程度。
花は白色、または薄ピンク色(少ない)で、風ぐるまのように渦を巻いている。
渦巻きは、ひとつの花のように見えるが、実は3つの小さな花から構成されている。
開花時期は10〜1月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Ainsliaeaは「イタリア人のW.Ainslie氏(植物学者?)」、
種小名macroclinidioidesはおそらく「macro:大きい、clinium:花床」、
var.(変種)のokinawensisは「沖縄の」より。合わせて「花床の大きい、沖縄
に産する植物」の意味となるのだろうか。詳細は不明。
○ 別名の由来は、「マルバ」はモミジハグマ属の中でも本種の葉が丸形であること、
「ハグマ(白熊)」は中国・チベット産のヤクの尾の白い毛を用いて作られた煩悩
をはらう払子(ほっす:仏具)のことで、花序がこの色形に似ていることより。
○ 同属のナガバハグマ(- var. oblonga(Koidz.) Hatusima, comb. nov.)は、
本種が渓流岸に生え、葉が狭長となり毛が少なくなった典型的な渓流植物。
■ REDデータ
カテゴリ:―
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<沖縄県の自生植物 Vol.45>
皆さん、こんにちは。
昨日は1日中雨が降り続いて陽も射さず、せっかくのブーゲンビレアまつり会場も少し薄暗かったです。風も時折、突風が吹いたりと強めだったので会場にはブーゲンビレアを守るため、風よけのネットが設置されました。
↑ブーゲンビレア苗木無料配布の様子
苗木を受け取った後で、栽培方法が書かれたパネルをじっくり読まれて、勉強されている方々もいらっしゃいましたよ。また、ご夫婦で展示された鉢物を眺めている方もいらっしゃいました。お庭のどこに植えようか?とイメージを膨らませていたんでしょうか(^_^)?
あいにくの雨ではありましたが、展示会へお越し下さった皆さま、ありがとうございました!
夕方、直射日光が当らない時間帯を見計らってタイワンホトトギスを撮りに、山裾へ足をはこびました。
花は、淡い紫地に鮮やかな赤紫色の斑点模様が散りばめられ、遠くからでも目を引きつけます。
______________________________________________■ 和 名:タイワンホトトギス(台湾杜鵑)
■ 学 名:Tricytis formosana Baker
■ 科 名:ユリ科
■ 分 布:琉球列島では沖縄島、西表島。その他地域の分布は、台湾。
■ 生育環境:山地の林縁、自然林内の滝の崖
■ 特 徴:草丈30cm程になる常緑の多年草。葉は光沢があり10〜20cm程度。
花は淡紫色で、赤紫色の斑点が入る。開花時期は9〜11月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Tricytisは「3つのこぶがある」、種小名formosanaは「台
湾の」より。「3ガク片の基部が膨らむ、台湾産の植物」の意味。
○ 和名の由来は、台湾に産し、花弁の模様がホトトギス(鳥)の胸の斑点に
似ていることにちなむ。
○ 沖縄島は野生個体の分布の北限となり、植物地理学において貴重であるいう。
○ もともと個体数が少ない上、園芸用の採集で減少している。
○ 沖縄島の本種は、栽培品が逸出した可能性があるらしい。
○ ホトトギスの花言葉は、「永遠にあなたのもの」など。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄版)、絶滅危惧II類(環境省版)
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<沖縄県の自生植物 Vol.44>
みなさん、こんばんは。いかがお過ごしですか?7です。今日の海洋博公園は雨でしっとりとした感じの一日でしたが、みなさまのところはいかがでしょうか。
トックリキワタの花が咲いてました。(そして雨で散ってました。)でも散った一面がピンクで綺麗でしたよ。ピンクのかわいいお花ですが、このトックリキワタ、実が生るとその中はなんと綿のようなフワフワしたものでいっぱいです。そしてその綿のようなものは、クッションや枕の詰め物として利用できるすぐれもの。すごいですね。時期になると街路樹として植えられているトックリキワタの綿が道路に落ちているらしいです。沖縄で白くてフワフワした白いものが落ちてきたら雪?!と思ってビックリしちゃうかもしれませんね。 ではでは、今日も一日フワフワした気分が味わえるような日になりますように、ごきげんよう♪
皆さん、こんにちは。
11月に入り、こちらでは強い新北風(ミーニシ)が吹き始め、やっと秋らしくなってきました。
曇りだと、日差しも厚い雲に遮られてしまうので、外に出ると冷たい風が吹きつけて少し肌寒く感じます。まぁ
ひとつには衣替えだというのに、いまだに半袖着ているせいもあるんですが。
さてさて、そんな沖縄の秋を彩るイベントが今日から熱帯ドリームセンターで行われます。
その名もブーゲンビレアまつり!
熱帯ドリームセンターの回廊塔に所狭しと置かれたブーゲンビレアは52種。これらのほとんどは、ブーゲンビレアの栽培農家さんや、愛好家の方々自慢のブーゲンビレアなのです。愛情たっぷりに育てられた花たちなので、みんな輝いていますよね☆
ブーゲンビレアまつりでは鉢物展示の他、ブーゲンビレアの品種や栽培方法、県内のブーゲンビレア名所の紹介に加え、今回ブーゲンビレアをこよなく愛する名人や団体についてパネル展示を行っております。
またブーゲンビレアまつり期間(11/3?12/2)中の土日祝祭日には、ブーゲンビレアの苗木配布(毎回数量限定)も致します。もらってもブーゲンビレアの育て方が分からない
という方、ご安心を。11月11日(日)の14時よりブーゲンビレアの栽培教室を行いますので、ぜひご参加下さい。
きっとあなたが見たことのないブーゲンビレアに出会えるはずです♪
この機会にお気に入りのブーゲンビレアを見つけてみませんか?
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ブーゲンビレア
学名:Bougainvillea cv.
科名:オシロイバナ科
原産:南アメリカ
常緑でつる性の低木。開花時期は品種によって異なるが、ほぼ年中。

