2007年12月アーカイブ
雪が一面に降り積もった景色を表現するのに「白銀の世界」という語があります。沖縄は雪とは縁がありませんが、海岸岩場では青白い葉をもつ植物が一面に生える「青白の世界」が見られます。和名を漢字にすると「木白虹」、または「木白香」となるようですが、いずれにせよ「白い葉」が強調されています。
______________________________________________■ 和 名:モクビャッコウ(木白虹、または木白香)
■ 学 名:Crossostephium chinensis (L.) Makino
■ 科 名:キク科(同科で沖縄の海浜植物は、ホソバワダン、イソノギク、オキナワギクなど)
■ 分 布:琉球列島各島。その他地域の分布は、台湾、南中国、フィリピン。
■ 生育環境:海岸の波しぶきがかかる隆起石灰岩
■ 特 徴:樹高30〜80cm程の常緑小低木。全体に灰白色の短毛がある。花は淡黄色で、枝先
に葉を伴う頂生の総状花序につく。開花時期は12月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Crossostephium は「crosso:鬚縁毛、縁飾り」、「stephium:
冠、花冠、花輪」、種小名chinensisは「中国の」より。
「果実の頂部に輪っか状(冠に似た)の毛状の器官を有し、中国に産する」の意味。
○ 薬用、盆栽、緑化材料。
○ 園芸用の採集や自生地の開発等で個体数は減少している。
○ 本属は世界で1属1種。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧II類(環境省版)
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こんばんは!今日は晴れて気持ちのいい日になりました。皆様のところはいかがでしたか?そろそろ、大掃除をする方もいらっしゃるかと思いますが、今日のようなお天気が続くと、大掃除もはかどるのではないでしょうか。(お掃除の途中に懐かしいものを見つけると、中断してしまうのは常でしょうか。7だけでしょうか・・・)
↑テリハボクの実です。真ん円が可愛くて思わず写真を撮りました。テリハボクは、先島諸島に古くからある植物で、7の知り合いのおじさまも「この真ん円の実が可愛くて、小さい頃から好きだった」と言っていました。実も真ん円ですが、中のタネも真ん円で、よく植物クラフトとかでも材料になります。今日のお月様も、満月を少し過ぎましたが、まだ真ん円に見えるような気がします。 ではでは、今日も一日、にっこり真ん円笑顔になれるような一日になりますように、ごきげんよう♪
皆さん、こんにちは。
12月7日より始まったハイビスカス展も、今日で無事終了いたしました。
展示会へは、今までたくさんのお客さまに足を運んで頂きまして、ありがとうございました!
期間中は、毎日ハイビスカスティーの無料試飲やハイビスカスの人気投票を行い、土日祝祭日にはハイビスカス苗の無料配布も行いました。
そして一昨日22日(土)は、ハイビスカスを見て楽しむだけでなく、育てる楽しさも知ってもらおう!ということで、ハイビスカス栽培教室を開催致しました。講師はあん里ガーデン代表の安里 清先生。水やりや施肥などの基本的な知識から、新品種を生み出す交配の方法まで、実演を交えながら幅広く教えて頂きました。この教室を目的でいらした方以外にも、飛び込みで受講された方もいらっしゃって、立ち見も出るほどの好評ぶりでした☆
↑ハイビスカス栽培教室の様子。安里 清先生(写真:中央)
期間中に行ったハイビスカス人気投票の結果については、近日この花だよりにて発表したいと思います。
それからこの展示会期間中に、お客さまから要望の多かったあるモノが、昨日から発売になりました!
それが何かは、また次のお話で
。お楽しみに(^□^)/♪
登山道の途中、時折吹きぬける風に揺れる小さな花に逢いました。薄暗い林内では遠くからでも目を引きつけます。アリモリソウの花は、地面の方を向いてうつむいている個体が多く、人の視点では花の内側にある紅紫色の美しい斑点が見えにくい花です。やや正面向きの花を選び、段差のある岩で覗き込むように撮りました。見頃はもう少しの間続きそうです。
______________________________________________■ 和 名:アリモリソウ(有盛草)
■ 学 名:Codonacanthus pauciflorus (Nees) Nees
■ 科 名:キツネノマゴ科(同科で沖縄自生の種は、オギノツメ、ウロコマリなど)
■ 分 布:琉球列島では大東諸島を除く各島。
その他地域の分布は、種子島、屋久島、トカラ列島、台湾、南中国〜インド。
■ 生育環境:低地〜山地の林床
■ 特 徴:草丈30cm前後になる多年草。葉は裏面が灰白色で大きさ10〜20cm程度。
花は白〜淡桃色で、内側に紅紫色の斑点が入る。開花時期は10〜12月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Codonacanthus はcodona「鐘形」、acanthus「キツネ
ノマゴ科」、種小名pauciflorusは「少数花の」より。
「鐘形の花が数少なく付くキツネノマゴ科の植物」の意味。
○ 和名の由来は、奄美大島の有盛古墳または有盛神社(どちらか不明)で発見
されたことにちなむらしい。
○ 分布域の北限は種子島で、亜熱帯性の森林内に自生する。
○ 本属は世界で2種産する。
■ REDデータ
カテゴリ:―(沖縄版)、―(環境省版)
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みなさん、こんばんは!いかがお過ごしですか?7です。今日の海洋博公園は、ぽかぽかと暖かい陽気で、きっと、こういう日を小春日和と言うのだな、と思いました。
海洋博公園のスタッフは、毎日「来ていただいた皆様に、満足して帰っていただけるにはどうしたらよいか?」というのを考えながらお仕事をさせてもらっています。7も、皆様に植物に気軽に親しんでもらえるようには、どうしたらよいか?というのを考えるために、しばらく修行に行ってまいりました。亜熱帯で生まれ育った7にとって、温帯の冬は肌に触れる冷たい空気も、色の変わる街路樹も、すべてが新しく楽しい体験でした。(ちゃんと修行の成果を皆様にお伝えできるように、これからも日々頑張ります。)
↑ツワブキです。ちょっと前までは秋のイメージのワスレグサが咲いていると思っていたのに、もう冬のイメージのお花が咲き出しました。沖縄の冬も、風が吹けば十分寒く感じます。お出かけの際には、暖かくしてお出かけくださいね。 ではでは。今日も一日、季節の移り変わりを感じることができるような、深い一日になりますように、ごきげんよう♪
この日は晴天で、日陰が少ない海岸では汗をかきながらの撮影となりました。同じ沖縄島内でも海辺と森の中とでは気温や日射量など生育環境が全く異なります。岩壁での撮影は緊張感があり、体力的にもなかなかハードでした。撮影の合間には、ほのかな菊の芳香を楽しみました。
______________________________________________■ 和 名:オキナワギク(沖縄菊)
■ 学 名:Aster miyagi Koidz.
■ 科 名:キク科(同属で沖縄自生の種は、イソノギク、テリハノギクなど)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、加計呂麻島、請島、徳之島、沖縄島。琉球列島の固有種。
■ 生育環境:海岸岩場
■ 特 徴:草丈15cm前後の常緑多年草で根元から匍枝を出し、節から根を下ろして栄養繁殖
する。葉はロゼット状に付く。花は径2cm程で色は白〜淡青紫〜淡桃。芳香がある。
開花時期は、11〜12月頃。岩の割れ目などに群生する。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Aster は「星」の意味で、頭状花が放射状になっているこ
とより。種小名miyagiは、不明。
○ 和名の由来は、おそらく「沖縄に産する菊」にちなむ。
○ 護岸や道路工事、園芸用の採集により個体が減少している。
○ 沖縄島は分布の南限。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧II類(環境省版)
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皆さん、こんにちは。
昨日は青空の下、ハンギングバスケット制作体験会が行われました。風は少し冷たいけれど、朝からぽかぽか陽気で絶好のハンギングバスケット日和☆といった感じでした。

講師は、沖縄では数少ないハンギングバスケットマスター 玉田るみ子先生。笑顔がステキな先生で、初心者の方にも分かりやすく丁寧に教えて頂きました。そして受講生は、お花が大好きな方々22名。佐敷町やうるま市など、中南部から参加されている方もいらっしゃいましたよ。始まる前から、皆さんお花とバスケットを前にそわそわと待ちきれない様子でした。
先生の簡単な説明のあと、早速ハンギングバスケット制作スタート!
皆さん夢中になって土いじり。配られた草花材料を、バスケットのどの位置に入れようかしら? ここがいいかな?と受講生同士、和気あいあいとしていました♪
体験会に参加された皆さ?ん(^▽^)/ 皆さんのハンギングバスケット、元気に育っていますか? これから草花が生長してボリュームが出てきて、きっとすてきなバスケットに仕上がると思います。生長過程を楽しみながら大切に育てて下さいね。そして、ぜひ来年の美ら海花まつりに出展して下さいね☆
また、3回のハンギングバスケット制作体験に参加されていない方でも、手作りのハンギングバスケットを出展できますので、ご自慢の逸品を美ら海花まつりへ出展されてみませんか?
皆さまからの、個性あふれるハンギングバスケットの出展をお待ちしています♪
皆さん、こんにちは。
熱帯ドリームセンターでは、昨日からハイビスカス展が開催されています。
回廊塔の芝生広場に設置されたハイビスカスは約430鉢☆!
花の色も大きさも咲き方も違う、バラエティー豊かなハイビスカスが約250種そろうこの展示会は、今月24日まで行われています。目移りするほどたくさんのハイビスカスがあって、きっとお気に入りをひとつなんて選べないと思いますよ♪
約2ヶ月前の花芽のときから、森遊び仲間と何度か訪れては咲いていないか観察を続けていました。
先日、数個体の開花のタイミングに合い、夢中でシャッターを切りました。
______________________________________________■ 和 名:ツユクサシュスラン(露草繻子蘭)
■ 学 名:Goodyera foliosa (Lindl.) Benth. ex Hook. f.
■ 科 名:ラン科(同属で沖縄自生の種は、クニガミシュスラン、シマシュスランなど)
■ 分 布:琉球列島では徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島。
琉球列島以外の分布は、九州、五島列島など。
■ 生育環境:山地の林床
■ 特 徴:小型の多年草で地生するタイプのラン。根茎は地上をはい、節から根を出す。
草丈は花茎を含め15〜30cm程度。開花時期は、10〜12月頃。群生することもある。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Goodyera は「英国の植物学者John Goodyer氏」、
種小名foliosa は、おそらく「葉の多い」より。
○ 和名の由来は、葉の形態がツユクサ科のツユクサ属(Commelina)に似ていること、
葉の質が繻子のようなランにちなむ。
○もともと個体数は少ないうえ、園芸用の採集、自生地の開発、牛の放牧等で
個体数が減少している。
○沖縄島の本種はクニガミシュスラン(G.sonoharae)と似ており、分類学的に再調査
する必要があるといわれている。
■ REDデータ
カテゴリ:準絶滅危惧(沖縄版)、―(環境省版)
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