キイレツチトリモチ やんばるの森に生きる植物24
こんにちは、akahigeです。(“やんばるの森”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林。)
前回のヤッコソウに続き、光合成をしないで別の植物から栄養を摂る寄生植物を紹介します。森で初めて出合ったときは、キノコと勘違いしました。こんな形でも草本の仲間です。
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■ 和 名:キイレツチトリモチ(喜入土鳥黐)
■ 学 名:Balanophora tobiracola Makino
■ 科 名:ツチトリモチ科(同属で沖縄自生種は、リュウキュウツチトリモチがある。)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島、西表島。
その他地域の分布は、関東南部以西南。
■ 生育環境:山地、低地、海岸の自然林の林床
■ 特 徴:草丈5〜10cm程の1〜2年生草本の寄生植物(完全寄生生活)で、全体が淡黄色。
リュウキュウクロウメモドキ(クロウメモドキ科)、ハマヒサカキ(ツバキ科)、
ネズミモチ(モチノキ科)、トベラ(トベラ科)等の樹木の根に寄生する。
花は両性花。12〜1月頃に植物体が地上に現れ開花する。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Balanophoraは「balano:ドングリ、亀の頭状」、「phora:
生産する」、種小名tobiracolaは「トベラを生ずるもの」より。
おそらく「トベラの根に寄生する、花茎が亀の頭に似た植物」の意味。
○ 和名の由来は、「キイレ」は鹿児島県揖宿郡喜入(きいれ)町(現在の鹿児島市)
で採取された標本をもとに記載された、「ツチトリモチ」は根茎から鳥もちに使
う粘着性の物質を採ったことにちなむ。
○ 葉や花の形、花の色に変異がある。
○ 自生地の開発等で個体数が減少している。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、―(環境省版)
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雄花は咲きおわると茶褐色から黒色へと変わる
<沖縄県の自生植物 Vol.54>
前回のヤッコソウに続き、光合成をしないで別の植物から栄養を摂る寄生植物を紹介します。森で初めて出合ったときは、キノコと勘違いしました。こんな形でも草本の仲間です。
______________________________________________■ 和 名:キイレツチトリモチ(喜入土鳥黐)
■ 学 名:Balanophora tobiracola Makino
■ 科 名:ツチトリモチ科(同属で沖縄自生種は、リュウキュウツチトリモチがある。)
■ 分 布:琉球列島では奄美大島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島、西表島。
その他地域の分布は、関東南部以西南。
■ 生育環境:山地、低地、海岸の自然林の林床
■ 特 徴:草丈5〜10cm程の1〜2年生草本の寄生植物(完全寄生生活)で、全体が淡黄色。
リュウキュウクロウメモドキ(クロウメモドキ科)、ハマヒサカキ(ツバキ科)、
ネズミモチ(モチノキ科)、トベラ(トベラ科)等の樹木の根に寄生する。
花は両性花。12〜1月頃に植物体が地上に現れ開花する。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Balanophoraは「balano:ドングリ、亀の頭状」、「phora:
生産する」、種小名tobiracolaは「トベラを生ずるもの」より。
おそらく「トベラの根に寄生する、花茎が亀の頭に似た植物」の意味。
○ 和名の由来は、「キイレ」は鹿児島県揖宿郡喜入(きいれ)町(現在の鹿児島市)
で採取された標本をもとに記載された、「ツチトリモチ」は根茎から鳥もちに使
う粘着性の物質を採ったことにちなむ。
○ 葉や花の形、花の色に変異がある。
○ 自生地の開発等で個体数が減少している。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、―(環境省版)
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咲き始めの新鮮な花/下から上の順に咲く

(雄花):白色のものは花粉、雄花の上部の丸い突起は雄花のつぼみ/(雌花):糸状のものは花柱と柱頭(雌しべの一部)
雄花は咲きおわると茶褐色から黒色へと変わる<沖縄県の自生植物 Vol.54>

