2008年4月アーカイブ

 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 今回は、のんびり森の旧道を歩きながら山川草木を堪能してきました。
 雄大な山々の景色、川のせせらぎ、鳥のさえずり、葉と葉が触れる音、木漏れ日、花や土の香り、野苺や天然水の爽やかな山の幸など、五感で森の自然を感じる喜びは何とも言えないものでした。
 ゴールデンウィークを利用して森林浴に出かける方も多いことでしょう。感性を磨くためにも、ぜひ自然を五感で感じてみてはいかがでしょうか。子どもたちにその感性を伝えることができれば素晴らしいことだと思います。

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 ■ 和  名:イシガキキヌラン(石垣絹蘭)
 ■ 学  名:Zeuxine flava (Wall. ex Lindl.) Benth. ex Hook.f.
 ■ 科  名:ラン科
       (同属で琉球列島の自生種にヤンバルキヌラン、カゲロウランなど)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島、その他の分布は屋久島、
        種子島、トカラ列島、台湾、スリランカ、ヒマラヤ、タイ、ボルネオ。
 ■ 生育環境:山地(自然林や二次林の)薄暗い林床
 ■ 特  徴:冬緑性の多年草。茎は匍匐する。草丈は花序を含め20~25cmになり
        3~4葉をつける。総状花序は頂生し、密に10花前後をつける。ガク片は
        黄緑色で、やや赤褐色を帯びる。唇弁は黄色で長さ約5mm、Y字形。
        開花時期は3〜4月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Zeuxine は「zeuxiS(連結する)」より花弁とガク片
         が癒着している様子から、種小名flavaは「flav(黄色)より花弁の色が黄
         色であることにちなむ。
       ○ 和名の「イシガキ」は石垣島に産すること、「キヌラン」はおそらく、
         花茎や葉に、絹の様な繊細な軟毛を有することにちなむと思われる。
       ○ もともと自生地が限られ少ないうえ、自然林の伐採等で減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、準絶滅危惧(環境省版)
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イシガキキヌラン全体/開花は一番上のみで花は終わりに近い/
花茎に繊細な毛を有する



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森/光と影




<沖縄県の自生植物 Vol.60>





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皆さん、こんにちは!
昨日は熱帯ドリームセンターが入館無料でお天気も良く、たくさんのお客さまに来ていただきました。
ハイビスカス展会場では苗木無料配布に行列ができ、ハス乗り体験会にはたくさんの子どもたちが参加してくれました。

080427kuina.jpgハイビスカス展ではハイビスカスの人気投票を行っています。でも、展示されているハイビスカスは約300品種もあるので、その中から一番を見つけるのは大変かもしれませんね。 皆さん、投票用紙を片手に「これきれい☆!」「向こうにかわいいのがあったよ!」なんて言いながら一鉢ずつゆっくり見て回っていましたが、お気に入りは見つかったでしょうか? 人気投票は展示会の期間中毎日行っていますので、ぜひお越しの際は清き一票をお気に入りのハイビスカスに投じて下さいね。

明日29日は13時よりハス乗り体験会を行います。体験会では、参加者に記念写真をその場でプレゼントしています。ぜひ家族で体験しに来て下さいね♪ お待ちしています。

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 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 前回のやんばるの森に生きる植物25で紹介した“ヒナカンアオイ”につづき、こちらも寒葵(かんあおい)の仲間です。本種は沖縄県では沖縄本島に1箇所しか自生地が確認されておらず、とても貴重な植物です。
 実際に自生地へ訪れると、個体群が集まって生育している場所がある一方で、同じような生育環境下であるにもかかわらず、少し離れたとこでは全く見当たらない状況でした。なぜこのような分布をしているのでしょうか?繁殖方法に関係があるのでしょうか、または、周辺に繁茂していたものが園芸用の採集のために激減してしまったのでしょうか?いずれにせよ、この自生地のオナガサイシンが消えると日本では絶滅してしまうことになります。

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 ■ 和  名:オナガサイシン(尾長細辛)
 ■ 別  名:カツウダケカンアオイ(嘉津宇岳寒葵)
 ■ 学  名:Asarum caudigerum Hance
 ■ 科  名:ウマノスズクサ科
       (同属で琉球列島の自生種にモノドラカンアオイ、エクボカンアオイなど)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島のみ。その他の分布は台湾。(沖縄島は分布域の北限)
 ■ 生育環境:山地の石灰岩地帯の林床
 ■ 特  徴:常緑の多年草で草丈15cm前後。株全体に毛が多く、葉は卵状楕円形、また、
        三角形で長さ7〜18cm、葉先は鋭頭。花は、3枚のガク片が寄沿いガク筒
        となり、先が尾状になる。外側は白毛を密布する。開花時期は3〜4月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Asarum は「a(無)+saron(装飾)より花が半分地面に
         埋もれて咲く」様子から、種小名caudigerumは「caudi(尾)+gerum?
         (不明)」より。
       ○ 和名の「オナガ」はガク片の先が尾状であること、「サイシン(細辛)」
         は根が細くて辛味があることに由来する。
       ○ もともと自生地が限られ少ないうえ、園芸用の採集で激減している。
       ○ サイシン類の根は薬用として利用され、芳香油・揮発油を採る種もある。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA(沖縄版)、絶滅危惧IA(環境省版)
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オナガサイシンの花/ガク片の先が尾状



<沖縄県の自生植物 Vol.59>



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皆さん、こんにちは!
海洋博公園はここ数日お天気が良く、絶好のお散歩日和が続いています。ただちょっと日差しが強くなってきているので、熱中症対策に日傘や帽子があった方がいいですね。

さて、前回はハイビスカス展についてお知らせしましたが、今回はハス乗り体験会のお知らせです!

開催日:4月27(日)、29(火)、5月3(土)、4(日)、5(月)、6(火)
時 間:13:00?16:00
場 所:熱帯ドリームセンター内ロータスポンド(雨天時はビクトリア温室)
ご注意:本物の葉っぱに乗れるのは体重20kg以下のお子様に限ります。

体重が20kg以上で乗れないわ…と嘆いている方、大丈夫!本物そっくりのレプリカもありますので、体重が20kg以上でも、また親子で乗りたい!なんて方もぜひご参加下さい♪
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↑ これが今回の体験会で乗ることができる南米原産のオオオニバス。
ビクトリア温室内にて元気に生長中です。

体験会の他にもGW期間中、熱帯ドリームセンターのひみつポイントを回るスタンプラリーも行っています。家族や友達同士で楽しめる企画が満載ですので、ぜひ一度お越し下さい。お待ちしています!

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 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 ヒナカンアオイの自生地に向かう途中、山裾を通りすぎると、吹き抜ける風とともにヒラミレモン畑(沖縄で自生または栽培しているミカン科の仲間)から爽やかな芳香がただよってきました。
 昨年、訪れたときにはヒナカンアオイの花は咲いていなかったものの、斑入りの美しい葉を見られただけでも大感激でした。ところが、花が咲くまで数年はかかるものかと思いつつ入山したら、数個体の開花株に逢え、喜ぶ間も惜しんで撮影に没頭しました。

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 ■ 和  名:ヒナカンアオイ(雛寒葵)
 ■ 学  名:Asarum okinawensis Hatusima
 ■ 科  名:ウマノスズクサ科
       (同属で琉球列島の自生種にオナガサイシン、ヤエヤマカンアオイなど)
 ■ 分  布:沖縄島のみ。(沖縄島の固有種)
 ■ 生育環境:山地の石灰岩地帯の林床
 ■ 特  徴:常緑の多年草で草丈10cm程度。葉には班(雲班)が入ることが多い。花の
        大きさは直径1cm程で淡黄白色。開花は2〜4月頃。種子や根茎で繁殖する。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Asarumは「a(無)+saron(装飾)より花が半分地面に
         埋もれて咲く」様子から、種小名okinawensisは「沖縄の」より。
       ○ 和名の「ヒナ」は小型、「カンアオイ(寒葵)」は、葉が葵に似ていて冬
         でも枯れない常緑の多年草であることに由来する。
       ○ もともと自生地が限られ少ないうえ、園芸用の採集で激減している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA(沖縄版)、絶滅危惧IA(環境省版)
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上の個体の花/大きさ直径1cmくらいでカンアオイの仲間では小型の方


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もう一つの個体/暗い林床の岩の裂け目に自生する/葉に班(雲班)が入る


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花のアップ/個体により色・形が若干異なる




<沖縄県の自生植物 Vol.58>





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皆さん、お久しぶりです。
海洋博公園では園内各所でデイゴの花が咲き始め、天気のいい日には真っ青な空にデイゴの花の赤色がよく映え、とてもきれいです。
さて、熱帯ドリームセンターでは今月26日(土)から5月11日(日)までハイビスカス展を開催します。
今回の主役は「ロイヤルファミリー」!
園芸品種が5,000種以上もあるといわれているハイビスカスですが、今回の展示会はその中でもプリンセスミチコやプリンセスマサコなど、ロイヤルファミリーの方々の名前を付けられた品種を中心にご紹介します。またハイビスカスの栽培教室や苗木無料配布、ハイビスカスティーの無料試飲等も行いますので、期間中にぜひ家族または友人と一緒にお越し下さいね。お待ちしています♪

それからもう一つ、皆さんにお知らせがあります。
去年11月に行われたハイビスカス展期間中たくさんのお客様より要望があり、熱帯ドリームセンターオリジナルのハイビスカスポスターが好評発売中です!

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いろんな色・形のハイビスカスが77種も載っていて、とてもカラフルな一枚になっていますよ。
熱帯ドリームセンター売店もしくはハイサイプラザ内やんばるの杜にてお買い求めいただけますので、熱帯ドリームセンターご来館の記念に、または海洋博公園ご来園の記念にどうぞ♪

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