2008年5月アーカイブ

こんにちは♪
空梅雨といわれながらもここ2、3日は梅雨らしい天気になりました。
梅雨というか、台風の影響でしょうか?

ドリームセンターではじめじめ気分を晴れやかにする、サンダンカまつりが始まりました!


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沖縄の三大名花として なじみ深いサンダンカですが、色々な 種類があることを ご存知でし ょうか?

サンダンカまつりでは 、普段見られない品種や種類が見られるだ けではなく、県内での利用事例や知られざる 利用方法 などを紹介します。

特に今回の目玉はニオイサンダンカです。名前の通りとてもよい芳香を放ちます。
残念ながら、この香りは紙面ではお届けできませんので、ぜひ会場で体感してください。

皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

【サンダンカまつり】
■期 間:平成20年5月31日(土)〜 6月29日(日) 8:30〜19:0 0
■場 所:熱帯ドリームセンター・ラン展示室








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 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 初夏を想わせる休日に、やんばるの森へ足をはこびました。林冠にからみついたツル植物の白い花が、林道にすらりと下がっていました。その姿は、園芸店でよく見られる同属の「マダガスカルジャスミン(アフリカシタキヅル)」と似ていて、さらに清涼感のある芳香も近い感がありました。

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 ■ 和  名:オキナワシタキヅル(沖縄舌切蔓)
 ■ 学  名:Stephanotis luchuensis Kpidzumi
 ■ 科  名:ガガイモ科
       (同属で琉球列島に自生種はない)
 ■ 分  布:琉球列島では、奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、久米島、石垣島、
        西表島。その他の分布は南日本。
 ■ 生育環境:山地
 ■ 特  徴:茎が他の樹木からまって伸びる長さ8〜12mに達する常緑の藤本。
        花はやや肉厚の花びらを有し、光沢のある白色で芳香がある。ラン科のよう
        な花粉塊を有し、蟻などの昆虫によって塊のまま運ばれ他の花との受粉を
        促す。開花時期は5〜6月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Stephanotis は「stepan(冠)+otis(耳)」より、
         雄ずいの変形による副冠の耳状部について、種小名luchuensisは「琉球
         の」より琉球列島に産することにちなむ。
       ○ 和名の由来は、「オキナワ」は沖縄に産すること、「シタキヅル」は、
         蔓(つる)を切ると白色の液が出ることより、この液を唾液そして蔓を
         舌に見立て、「舌を切る蔓」より舌切蔓。(情報提供:高橋勝雄氏)
       ○ 同属のマダガスカルジャスミンの花言葉は「清らかな祈り」、「清純」、
         「愛される花嫁」など
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄版)、―(環境省版)
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林冠からすらりと下がる/甘く爽やかな芳香が花粉を運ぶ昆虫(蟻など)を誘う。


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甘酸っぱい果実が採れる“ヤマモモ”の芽吹き/林道にて




<沖縄県の自生植物 Vol.63>




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 こんにちは、akahigeです。
 先日、森散策の仲間の方よりシソ科の野草の同定依頼がありまして、自生地へ向かいま
した。調べた結果、その方の予想どおり希少種の“コナミキ”でした。これら小さな群生地
以外には、周りに自生している個体が見当たりませんでした。さらにそこには、結実して
いる個体もみられ、風が吹いたら今にも落ちそうな果実が印象的でした。

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 ■ 和  名:コナミキ(小浪来)
 ■ 学  名:Scutellaria guilielmi A. Gray
 ■ 科  名:シソ科
       (同属で琉球列島自生種にアカボシタツナミソウ、ヒメタツナミソウ等)
 ■ 分  布:琉球列島では、奄美大島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島。
        その他の分布は本州(千葉県以西)、四国、九州、種子島、屋久島、宝島。
 ■ 生育環境:低地の草地
 ■ 特  徴:草丈20〜30cm程の多年草。茎や葉には開出毛を有する。長さ1〜2cmの葉の
        縁には5〜6個の鈍鋸歯がある。分果は椀状で有翼、大きさ1〜1.5mm程度。
        花は上部に単生し白色〜帯紫淡紅色で、開花時期は3〜5月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Scutellaria は「皿形の」より、おそらく分果(1つの
         果実が複数の部屋にわかれていて、1つの部屋に1つの種子があるもの)
         がお椀(皿)の形をしている様子から、種小名guilielmiは不明。
       ○ 和名の「コナミキ(小浪来)」は、同属のタツナミソウ(立浪草)が「同
         じ向きに咲いている花を押し寄せる波(波立ち)に見立てたことにちな
         む」という説であることから、おそらく本種は花が単生で少なく付くこと
         から、小さい波(?)が押し寄せる様子に例えているのではないだろう
         か?(「アカボシタツナミソウ 原野に生きる植物1」を参考)
       ○ もともと自生地が少ないうえ、開発等で減少している。
       ○ 沖縄県は分布域の南限である。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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結実



080512akahige05.jpg今にも落ちそうな分果(右)



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林道沿いに臨む亜熱帯照葉樹林
(芽吹きの盛りが過ぎ、夏を想わせる強い日差しを反射する木々の葉)



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キク科のシマアザミにのり、白〜薄黄色に体色を変化させているキノボリトカゲ
(林道にて)




<沖縄県の自生植物 Vol.62>







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 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 やんばるの森に生きる植物27に続いて、森の旧道散策で逢ったランを、もう1種紹介します。艶やかな葉が特徴的なこのランは、紫色の花を自生地でよく見かけますが、今回の散策で初めて緑色の花を見ました。気のせいか、紫よりこの緑花の方が、芳香が強く感じられました。清涼感のある何とも言えない香です。
 この時期に登山道沿いで、よく咲いていますので、変わった色のユウコクランを探しに森へ足をはこんでみてはいかがでしょうか?見つけたら香りも比べてみてください。

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 ■ 和  名:ユウコクラン(幽谷蘭)
 ■ 学  名:Liparis bituberculata (Hook.)Lindl. var. formosana (Reichb. f.) Ridl.
 ■ 科  名:ラン科
       (同属で琉球列島の自生種にチケイラン、ササバランなど)
 ■ 分  布:琉球列島の各島。その他の分布は日本(伊豆諸島、九州南部)、台湾、
        南中国〜インド。
 ■ 生育環境:山地の林床
 ■ 特  徴:花茎を含め草丈15〜25cm程に達する多年生の地生ラン。葉は光沢があり
        5行脈で、茎の先に2〜3枚集まってつく。花は帯褐紫色が多く見られる
        が、薄緑や淡黄の花もある。開花時期は3〜5月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Liparis は「油質、滑らかな」より平で光沢のある葉の
         様子から、種小名bituberculataは「2結節のある」よりおそらく偽球茎に
         2〜3節あることから、変種名formosanaは「台湾の」より台湾に産する
         ことにちなむ。
       ○ 和名の「ユウコク(幽谷)」はおそらく奥深い静かな谷に生育すること
         (実際は山地の尾根沿いや低地にも生育する)にちなむ。
       ○ しばしば、群生する。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄版)、―(環境省版)
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左から、褐紫色/薄緑色/淡黄〜薄紫色の花



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石灰岩地帯に群生するユウコクラン
(和名の「幽谷(ゆうこく)」は、おそらくこのような生育環境であろう。)



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日だまり/旧道にて




<沖縄県の自生植物 Vol.61>





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ゴールデンウィークまっただ中、みなさんは楽しんでいますか?
今日はみんなで選ぶハイビスカス人気投票の中間結果報告(4月26日〜30日まで)を行いたいと思います。

080503matsuno02.jpg1位は去年と同じアイスピンクでした。不動の人気を誇っています。(去年の結果はこのホームページのInformation→ 06/12/12 「特集」南国の花「ハイビスカス」・「ハイビスカス展」実施報告にのっていますので、ご覧ください♪)
これだけみても、ハイビスカスの品種は多種多様で見ていて飽きません。
みなさんも是非ハイビスカス展にきて、お気に入りを見つけてくださいね!

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