2009年1月アーカイブ

 こんにちは、akahigeです。
 石灰岩の山頂で撮影した一枚。この自生地は、台風や季節風など雨風が強く、また夏場の強い日差しと乾燥も容赦ない。茎から出す気根で岩をしっかり抱き、ほかの植物にも絡まり自らを支えて生きている。この日も季節風による北風が強く、身が鉋で削られるようだった。


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 ■ 和  名:キヅタ(木蔦)
 ■ 学  名:Hedera rhombea (Miq.) Bean
 ■ 科  名:ウコギ科(同属で琉球列島の自生種は、ナガボキヅタ)
 ■ 分  布:琉球列島では喜界島、徳之島、沖永部島、沖縄島、魚釣島。
               その他の分布は本州〜九州、韓国、台湾。
 ■ 生育環境:低地〜山地の主に石灰岩地帯
 ■ 特  徴:長さ3〜5mほどの常緑半つる性低木。気根で樹石上をよじ登る。若い枝の葉は
              広卵形で3〜5裂し、成枝の葉は菱形状卵形で裂が入らない。花は黄緑色の径5mm
              ほどの大きさで、傘形花序につく。開花時期は11月〜1月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Hedera は「ケルト語のhedra(ひも)、ギリシャ語のhedra
          (座る)」より本種がヒモのように半つる状であること、種小名rhombea は「菱形
          の」より葉の形にちなむと思われる。
       ○ 和名の由来は、ツタ(蔦)に似る木本にちなむ。「ツタ」の名称の由来は、
          周囲の植物や岩に「伝って」伸びる性質から名づけられたことにちなむ。
       ○ 壁面緑化やグランドカバーに利用される。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄県)、―(環境省)
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 黒く熟した実



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キヅタの自生地へ向かう途中の石灰岩の山林





<沖縄県の自生植物 Vol.82>





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皆さんこんにちは!やんばる姫Kです。これまでたくさんの花を咲かせたバオバブ。今日残り1個の蕾が開花しました!

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今回、蕾73個中(3個は落下)70個が開花し、また2年ぶりの開花ということもあり、たくさんのお客様に見ていただき大変喜んでもらえました(^0^)/さて、今年はいくつ蕾をつけてくれるのか楽しみです♪

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 こんにちは、akahigeです。
 年末年始に自生地を幾度か通って撮った一枚。3年前に見た個体は衰弱していてたので、本自生地の個体群はこのまま衰退していくのかと心配になった。しかし、周辺には石灰岩の岩間に更新株や小さな苗などが新鮮な緑葉を展開していた。先日、北大東島の植物に詳しい方からの便りに「種はその環境が再生されると、それまで永い眠りについていても再び芽を出すことがある。」と書かれており深い感銘を受けた。野生植物の保全には、その植物を取り囲む環境・生態系を守ることの大切さを改めて考えさせられた。

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 ■ 和  名:アキザキナギラン(秋咲梛蘭)
 ■ 学  名:Cymbidium javanicum Blume var. aspidistrifolium (Fukuyama) F.Maek.
 ■ 科  名:ラン科(同属で琉球列島の自生種は、ナギラン、カンラン等)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島。
        その他の分布は本州、四国、九州、種子島、台湾、インド、マレーシア。
 ■ 生育環境:山地の林床
 ■ 特  徴:草丈30〜50cm程の地生タイプの多年性草本。葉は数枚つき互生し、
        長楕円状披針形で、長さ5〜20cm、薄い革質。総状花序の花茎は
        偽球茎の下部から出て、3〜20花をつける。萼片と花弁は黄緑色で、
        唇弁は白色で上面に紅紫色の斑点が入り下方に折れ曲がる。
        開花時期は12月〜1月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Cymbidium は「cymb(小舟、ボート)+idium
         (縮小詞)」より唇弁の形から、種小名javanicum は「ジャワ島の」
         より本種がジャワ島に産すること、変種名aspidistrifoliumは「aspidion
         (小さな盾)+aster(星)+〜のような葉状の」より、おそらく、本種
         が盾形で放対状に広がっている柱頭を有した植物体であることにちなむ。
       ○ 和名の由来は、アキザキは「秋に花が咲く」こと、ナギランは「葉の
         形がマキ科の高木のナギ(梛)のそれに似る」ことにちなむ。
       ○ 沖縄島産の個体は国内の他産地と比べ大形で形態が異なり、分類学的な
         再検討が必要とされている。
       ○ もともと自生地と個体数が限られるうえ、園芸用の採集等により減少し
         ている。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧IA類(環境省)
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咲いたばかりの新鮮な花
(ほのかにメロンのような甘い香りがする)




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古いバルブからの更新芽




<沖縄県の自生植物 Vol.81>




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081217yanbaruhimes2.jpg 新年あけましておめでとうございます。(^0^)
 今年は丑年ですが、うしではなくかえるを発見したのでブログにのせることにしました!!冬眠中なのか、なかなか起きないかえるちゃん!                 

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とても気持ち良さそうに寝ていました!!
このかえるはオキナワアオガエルです!

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 新年明けましておめでとうございます、akahigeです。本年も沖縄自生植物をご紹介する「〜に生きる植物」シリーズを宜しくお願い申し上げます。
 年明け初回はイイギリ(飯桐)。真っ赤な実をたわわにつけるこの木は、林道沿いで人の目を引きつける。夕暮れ時に石灰岩の山を背景に撮った一枚である。朝、通勤しながら見かけるが、枝葉や実に西日があたる夕暮れ時がより風情がある。


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 ■ 和  名:イイギリ(飯桐)
 ■ 学  名:Idesia polycarpa Maxim.
 ■ 科  名:イイギリ科(同科で琉球列島自生種にトゲイヌツゲ、コバノクスドイゲ。)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島、伊良部
        島、石垣島、西表島。その他の分布は本州〜九州、韓国、台湾、中国。
 ■ 生育環境:山地の斜面や谷筋
 ■ 特  徴:樹高5〜10m程の雌雄異株の落葉高木、樹皮は灰白色となり、幹はほぼ直立
        し枝を放射状に伸ばす。葉は卵円形で先は尖る。花は下垂し円錐花序、黄緑
        色で芳香がある。実はブドウのように房状になり真っ赤に熟する。
        開花は4〜5月頃、結実は12月〜1月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Idesiaは「オランダの探検家(E.Y.Ides)」、種小名
         polycarpaは「果実の多い」より沢山の果実がなることにちなむ。
       ○ 和名の由来は、昔に飯をこの木の葉で包んで食べたことにちなむ。
       ○ 鳥にとってはあまり好まれないようである。
       ○ 公園樹、庭木、家具材、下駄、活花の材料などに利用される。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄県)、―(環境省)
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円錐花序の花(雄花)/4月下旬



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落花(雄花)/4月下旬



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1月の森/紅葉が見られる





<沖縄県の自生植物 Vol.80>








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