タンゲブ やんばるの森に生きる植物43(沖縄の野生植物)

 こんにちはakahigeです。
 川岸や登山道沿いの多湿なところで見られる半つる生の草本。この時期、紫黒色に熟した可愛らしい実が沢山なる。生食でき甘酸っぱく爽やか。和名「タンゲブ」の語源は不明。

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 ■ 和  名:タンゲブ(漢字名不明)
 ■ 別  名:タイワンツルギキョウ(台湾蔓桔梗)
 ■ 学  名:Codonopsis lancifolia (L.) Petermann
 ■ 科  名:キキョウ科(同属で琉球列島の自生種はなし。)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、渡嘉敷島、久米島、石垣島、西表島。
        その他の分布は種子島、台湾、南中国〜インド、マレーシア。
 ■ 生育環境:山地の林内
 ■ 特  徴:草丈30〜80cm程の半つる性の多年草。茎は根元から数本出て、斜上または下垂
        する。葉は対生し、卵状披針形で長さ4〜8cm程度、先は尖り、縁に鈍い細鋸歯
        がある。花は頂生し、花冠は鐘形で小さく、白色または淡紫色。液果は紫黒色に
        熟す。開花時期は10月〜1月頃。結実時期は12〜3月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Codonopsisは「Codon(鐘)+opsis(似る)」よ
         り花冠の形から、種小名lancifoliaは「被針形葉の」より葉の形にちなむ。
       ○ 和名の由来は不明。別名はタイワン「台湾産の」より、ツルギキョウ「つる性の
         桔梗」にちなむ。桔梗の由来は漢字の読み、「きちこう」が転じたもので、根が
         「桔(引きしまって)」かつ「梗直(まっすぐ)」であることより。この根を干し[
         たものは漢方薬として利用されている。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄県)、―(環境省)
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タンゲブの花(右)と未熟な果実(左)/花はほんのり芳香がある





<沖縄県の野生植物 Vol.102>



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