ヒメスイカズラ 海辺に生きる植物6(沖縄の野生植物)

 こんにちはakahigeです。
 沖縄は先週末に梅雨が明け、抜けるような青空がひろがる日々が続いている。強い太陽の日差しがヒメスイカズラの真っ白な花びらに反射する姿を見ていると、梅雨のもやもや感を吹き飛ばしてくれる。スイカズラの仲間の花は時間の経過とともに白から黄色へと変わっていくのが特徴である。この色が変わる現象は受粉を促す訪花昆虫と深い関わりがあるといわれている。

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 ■ 和  名:ヒメスイカズラ(姫吸い葛)
 ■ 学  名:Lonicera japonica Thunb. var. miyagusukiana Makino
 ■ 科  名:スイカズラ科(同属で琉球列島の自生種はハマニンドウ)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島、伊江島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島。
        その他の地域では徳之島、沖永良部島。
 ■ 生育環境:海崖または石灰岩地域の断崖などの風衝地
 ■ 特  徴:常緑または半落葉性のツル性植物。茎は岩上を這い、分枝し長さ1〜2m。葉は
        対生で革質、卵形〜長楕円形で全縁。花は白色で、茎頂近くの葉腋につき、花冠
        の外側に下向きの毛を有し、これに腺点が混じる。開花時期は6月〜7月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Loniceraは「ドイツの草本学者 Adam Lonitzer」、種小名
         japonicaは「日本の」より日本に産すること、変種名miyagusukianaは植物
         学者の名前にちなむと思われる。
       ○ 和名の由来は、基本種のスイカズラより小型で(ヒメ)、花筒(かとう)の中に
         ある甘い蜜を吸うことが出来ること(スイ)、ツル植物(カズラ)にちなむ。
       ○ 自生地と個体数が少ない
       ○ 琉球列島の固有変種。
 ■ REDデータカテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄県)、絶滅危惧IB類(環境省)
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ヒメスイカズラの白と黄色の花 / 後ろはソテツ
(基本種のスイカズラは白と黄色の花が混在しながら咲くことから「金銀花」と呼ばれる。)



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ヒメスイカズラは風衝地の過酷な自然環境で生きている。





<沖縄の野生植物 vol.111>




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