首里の中心に位置する当蔵町。首里城、円覚寺、弁財天堂をはじめ、数々の寺院や御殿屋敷が点在し、琉球王朝時代の王都として栄えたまちです。
旗頭の鼓燈籠(チヂンドゥールー)は、三日月と群雲に葉の熨斗を形取り、旗字には「中山第一(ちゅうざんだいいいち)」と書かれています。
首里城瑞泉門の脇を流れる龍樋(リュウヒ)の清らかさを讃えた冊封七碑(さっぽうしちひ)のひとつ「中山第一」。水量、水質とも琉球第一の泉として詠み讃えられました。
多くの寺院があった当蔵町では、その昔、屈強な僧侶が旗持ちとして選ばれたと伝えられています。