水と緑に囲まれた景勝の地、山川。1987年に大鈍川村(ウドゥニガームラ)と与那覇堂村(ヨナハドームラ)が合併して山川村として誕生しました。
町内には玉城御殿(タマグスクウドゥン)など豪壮な屋敷のほか、真壁殿内(マカンドゥンチ)などの由緒ある家柄が建ち並びました。また山川樋泉(フィージャー)をはじめ水に恵まれた地域で、芭蕉紙を作る紙漉き業や紅型の型付業、さらには田芋栽培、瓦焼が盛んに行われた地域でした。
旗頭の燈籠には菊と蝶がデザインされており、旗字の「山翠川麗(サンスイセンレイ)」は、人の心は一つであり「緑豊かで水清らか」ということを表しています。
毎年1月には、旗頭を先頭に町内を練り歩き、その年の無病息災、家内安全を祈願する初起し(ハチウクシー)が行われています。