首里の北側を走る自然の城壁として、多くの文人が詩歌を詠んだ久場川。その昔、町内には尚氏の荘園・別邸として久場川御殿があり同楽園と呼ばれていました。
旗頭の旗字「延賢同楽」は、その「同楽園」にちなんでおり「歴史の伝統を受け継ぎながら、町民みんなが誇りにできるような久場川町をつくりたい」という願いがこめられています。
灯籠(トゥールー)は円満を表す球に「二つ巴」が描かれ、この円球には勢いよく滝登りする2匹の鯉が泳いでいます。久場川の青年達が力強く旗を持ち上げる姿は、まさに久場川町の未来を表現しています。