アカギ

和名のアカギは樹皮や材が赤いことによる。材は緻密で堅く、建築、家具、手工芸等に利用される。実は直径約1cmほどの球形で多数つき、野鳥が好んで食べる。与那国島では世界最大の蛾ヨナグニサンの食草である。樹冠が広くなるため、街路樹、緑陰樹として広く利用されている。

科名

コミカンソウ科 Phyllanthaceae

学名

Bischofia javanica Bl.

英名

Java bishopwood, Toog tree

冲縄名

アカン、アカツギ、ミミヂン

別名

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原産・分布

琉球列島、中国、東南アジア、オーストラリアなど

繁殖方法

実生、挿し木

栽培
ポイント

石灰岩質土壌や肥沃な土地を好む。耐乾性はやや強いが、湿った土にもよく生育する。生長が早く、枝が密生するため適宜剪定を行う。剪定後の切り口は腐れやすいので注意を要す。病虫害は比較的少ない。

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