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天王寺跡
テンノウジアト

とじる

「天王寺」は第二尚氏王統初代尚円王が創建した臨済宗の寺院で、円覚寺・天界寺とともに、首里三ケ寺のひとつに数えられるお寺です。
ここはもともと尚円王が即位する前に住んでいた場所で、尚真王の生誕の地でもあります。
円覚寺が歴代国王の菩提寺であるのに対し、天王寺は歴代の王妃の菩提寺でした。
現在はキリスト教の教会が建っており、昔の寺院の姿はありませんが、石垣にその面影がうかがえるだけです。
天王寺の近くには、「天王寺ガー」と呼ばれる井戸があります。(万松院入り口角)
創建時、寺に井戸が無かったため、この井戸を使ったことからそう呼ばれているそうです。

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