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雨乞御嶽
アマゴイウタキ

とじる

〔市指定文化財〕

首里台地の東端部の丘にある御嶽です。
かつて、大干ばつの時に国王が親(みず)から三平等(ミフィラ)の大阿武志良礼(オオアムシラレ)や家臣を率いて、この御嶽で雨乞いの祈願をしたことから「雨乞御嶽(雨乞嶽)」と呼ばれています。
この御嶽は玉城城(タマグスクグスク)の方角を向いており、そこに祀られている雨降りの神様へのお通しであったといわれています。
神名を「天通ルアマオレツカサノ御イベ」と呼び、馬の蹄(ひづめ)のような形に石垣をめぐらせた御嶽です。
ここから南西方向への眺望は見事な広がりをみせており、首里八景のひとつに詠われています。


【首里八景】
詩題:雩壇春晴(うだんしゅんさい)
意味:春雨の合間に雨乞御嶽の丘に登ったときに、見下ろす風景の素晴らしさ、美しさを讃えている。

  • 参拝者に配慮

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