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中城御殿跡
ナカグスクウドゥンアト

とじる

「中城御殿」は琉球国王の世子(せいし=後継ぎ)である中城王子(またはその屋敷)のことをさし、中城間切を領有していたことに由来します。
当初は真和志村(現在の首里高校グランド付近)にありましたが、1875年に風水師の占いによって現在の場所へ移設されました。
敷地の広さは三千坪(約9,900㎡余り)もあり、主要な建物は連結して群立し、王国時代の習慣や祭事が継承されていたといわれています。
沖縄戦で建物内に保管された大事な宝物とともに重要な資料も散逸してしまいました。
復帰後はこの地に沖縄県立博物館が建てられましたが、博物館は2006年おもろまちへ移転されました。
現在も発掘調査が進められ、今後の復元が期待されています。

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