内金城御嶽(ウチカナグスクノウタキ)の境内には、推定樹齢200年以上といわれるアカギの大木が6本自生しています。
アカギは琉球列島・熱帯アジア・ポリネシア・オーストラリアに分布するトウダイグサ課の樹木で、沖縄で普通に見られる木ですが、沖縄戦の激しかった首里の住宅地で樹齢200年以上の大老木が見られるのは大変珍しいことです。
高さが約20mもある大木もあり、見上げるとシマオオタニワタリやクワズイモなどの植物が、着生(ちゃくせい)しているのが観察できます。
内金城御嶽の境内に身をおくと、老大木やうっそうと生い茂った植物に囲まれて、どこか神秘的な空気の流れを感じさせてくれます。
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