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玉城朝薫生誕300年記念碑
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とじる

末吉公園内には、組踊の創始者玉城朝薫の功績を讃える「玉城朝薫生誕三百年記念碑」が建てられています。
「組踊」とは、せりふ、音楽、所作、舞踊によって構成される歌舞劇であり、首里王府が中国皇帝の使者である冊封使を歓待するために、踊奉行であった玉城朝薫に創作させました。組踊の担い手は、王府に勤める士族とその子弟で全て男性でした。
1719年尚敬王の冊封儀礼の際に初めて「組踊」が披露されました。
玉城朝薫は「執心鐘入(シュウシンカニイリ)」「二童敵討(ニドウティチウチ)」「銘苅子(ミカルシー)」「女物狂(ウンナムルグルイ)」「孝行の巻」などを創作しました。これらの代表作を【朝薫の五番】と称しています。
1972年沖縄が日本へ復帰すると同時に「組踊」は我が国の優れた芸能の一つとして、能、歌舞伎、文楽などと同じく国の【重要無形文化財】に指定されました。
さらに、2010年にはユネスコの無形文化遺産【世界遺産】に登録されました。

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