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西森(拝殿)
ニシムイ (フェーデン)

とじる

「にし」は方言で「北」を意昧します。
首里城の北に位置する森から「ニシムイ」と呼ばれ「西森」の漢字が当てられました。
王府時代は、儀保大阿母志良礼(オオアムシラレ)が管轄する儀保村の御嶽でした。
森中のあちこちに大小様々な拝所がみられます。
1657年 国頭王子正則がここに「拝殿」をつくり弁財天を祀ったことから「フェーデン」とも呼ばれました。
「拝殿(フェーデン)」は戦前までありましたが、沖縄戦で破壊されました。
「ニシムイ」と並んで「カナムイ(金森)」という御嶽も近くにあったそうです。

【首里八景】
詩題:西森小松(にしもりしょうしょう)
意味:西方は那覇を眼下に見下ろし、遠い慶良間や久米島の島々が手にとるようにみえ、眺望が首里随一の場所であることを讃えている。

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