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末吉宮跡
スエヨシグウアト

とじる

〔国指定史跡〕

尚泰久王の時代、天界寺住持であった鶴翁和尚が熊野三社権現を迎え祀ったことが発祥とされています。
琉球八社のひとつで別名「社壇(しゃだん)」とも呼ばれています。
1644年より、年3回(一月、五月、九月)、弁ケ嶽や識名宮とあわせて国王の参詣が行われていました。
琉球神社建築で建てられた本殿は1930年に国宝に指定されましたが、沖縄戦で崩壊されてしまいました。
現在その跡は「末吉宮跡」として国の「史跡」に指定されています。
現在の本殿は1972年に復元されたものです。
また、旧本殿の創建時に琉球石灰岩で造られた石段の道は「磴道(とうどう)」と呼ばれ、県指定の文化財になっています。
末吉宮跡の周辺には、拝所が設けられ、人々の信仰の対象となっています。

【琉球八社】
那覇市  : 末吉宮、沖宮、波之上宮、天久宮、安里八幡宮、識名宮
宜野湾市 : 普天間宮
金武町  : 金武宮

  • 参拝者に配慮
  • 足下に注意
  • ハブに注意

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