loading

一中健児の塔
イッチュウケンジノトウ

とじる

第二次世界大戦時、沖縄には中等学校が男女あわせて21校ありました。
沖縄戦には、沖縄県立第一中学校、沖縄師範学校、沖縄県立第一高等女学校などから男女学徒が戦場に動員され、男子学徒は上級生が「鉄血勤皇隊(てっけつきんのうたい)」に、下級生が「通信隊」、また女子学徒は、ひめゆり学徒隊などの看護隊に編成され従軍しました。結局、約2000人もの学徒が沖縄戦の犠牲になりました。
「一中健児之塔」は、沖縄戦に学徒兵としてかり出され亡くなった、県立第一中学校(現在の県立首里高等学校)の生徒を弔った塔です。
健児とは勇ましい若者、血気盛んな男子を意味します。

史跡MENU