とじる
中城御殿に隣接する「大美御殿」は、首里城御内原(女性達の生活空間)の別邸として1548年に建てられました。大美御殿では王家の冠婚葬祭などの行事が行なわれ、また王族の女性達のお産時もこの屋敷が使われていたそうです。さらに、首里城が修理をする際には仮の王殿となり、1663年の尚質王代の冊封はここ大美御殿で行われたそうです。さらに、1853年ペリーの来琉時には、この屋敷で宴席が設けられたとのいわれがあります。大美御殿は1924年に取り壊され撤去されました。
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