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安国寺
アンコクジ

とじる

「安国寺」は天界寺の末寺として開基した臨済宗(妙心寺派)の寺院で、尚泰久(しょうたいきゅう)王時代の1450年~56年の間に創建されました。
もともとは首里久場川付近にありましたが、1674年に現在の地(寒川)に移転しました。
不動明王を祀る禅宗のお寺で「首里十二ヶ所巡り」という十二支の守り本尊をまわるコースでは「酉のウチカミ(酉年の人の役寺)」となっています。
沖縄戦で消失しましたが、戦後復興され現在に至っています。
安国寺の境内には「キミコイシ嶽(君恋嶽)」と呼ばれる拝所があり、歴史書「琉球国由来記」にも記されています。
一説には尚真王の娘の屋敷跡ではないかとも伝えられています。

【首里十二箇所巡り(首里十二支寺まわり)】
 ○安国寺 : 守り本尊「 酉 」

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