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首里観音堂(慈眼院)
シュリカンノンドウ (ジガンイン)

とじる

「首里観音堂(シュリカンノンドウ)」は臨済宗(妙心寺派)の寺院で、1617年に尚久王の息子(のちの尚豊王)が薩摩に赴いた際、無事に帰国できるが成就したことから、翌1618年に建立されました。通称'慈眼院'と呼ばれています。
年に三回(正月、五月、九月)国王が参詣したほか、観音菩薩に海上守護の信仰があることから、海上渡航者の祈願所とされました。境内には千手観音菩薩が祀られています。
なお尚豊王が薩摩に向かう旅の様子は、琉球古典音楽の「上り口説(ヌブイクドゥチ)」にも『旅の出立観音堂、千手観音伏し拝で』と詠われています。

【首里十二箇所巡り(首里十二支寺まわり)】
 ○首里観音堂(慈眼院)
   守り本尊「 子 丑 寅 辰 巳 午 」

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