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天界寺跡
テンカイジアト

とじる

〔市指定史跡〕

「天界寺」は、第一尚氏王統六代尚泰久王が創建した臨済宗の寺院で、円覚寺・天王寺とともに、首里三ケ寺のひとつに数えられるお寺です。尚家の菩提寺でした。
寺が建っていた周辺の地形は、琉球石灰岩の厚い層が広がっていたため、創建以来何度も井戸を掘りましたが、地下水を掘り起こすことができませんでした。
その後、1697年(尚貞王代)に寺僧の了道(りょうどう)が蔡応瑞(さいおうずい)に頼んで、広く調査し井戸を掘ったところ念願の水がでたそうです。
歴史書「球陽」には、この井戸は水質がよく日照りのときでも涸れないので、寺の用水だけでなく、付近住民の用水にも使われたことが記されています。
旧天界寺の井戸は、首里で多く見られる掘り抜き井戸の中でも、貴重で由緒ある井戸といえます。
1879年の廃藩置県後、首里三平等(ミフィラ)にあった3つの殿内(首里、真壁、儀保)は、天界寺跡の一角に移され、ひとつの建物にまとめられて『三殿内(ミトゥンチ)』と呼ばれました。

※現在跡地には首里城公園の管理センター(事務所)が建っています。

  • 参拝者に配慮

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