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虎瀬(頭)山跡
トラセヤマアト

とじる

首里城の北北東に位置する、標高約130mの琉球石灰岩でできた丘陵です。
丘全体が虎が伏せているような姿に見えたこと、また、頂上にある岩山が虎の頭のように見えたことから「虎頭山(とらじやま)」または「虎山」と呼ばれています。
首里城を守る縁起のよい山とされ、琉球王国時代は松の生い茂るこの一帯に「虎瀬ヌ御殿」と呼ばれる小さな邸宅も造られ、王家の遊覧地でもありました。
また、美しい景観は「首里八景」のひとつに謳われ、「松」や「月」を題にした多くの詩歌が残されました。
廃藩置県後「虎瀬ヌ御殿」は壊され、沖縄戦で虎瀬山の松林も消失しまいましたが、現在その跡地は公園として整備され地域住民の憩いの場となっています。
園内に建てられた歌碑は、歌人佐藤惣之助(さとうそうのすけ)のもので、もともと旧琉球大学敷地内(今の首里城公園)に設置されていましたが、1992年の首里城復元にともないこの地に移設されました。

【首里八景】
詩題:虎山松濤(こざんしょうとう)
意味:紺碧の海波の音と聞き間違うくらい、虎瀬の丘にある松林の梢がざわめいている様子を讃えている。

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