「平等所(ヒラジョ)」とは、1617年につくられた王府の役所のひとつで、今の裁判所や警察の役割を果たしました。
また、その他に共同井戸や首里・那覇・泊などそれぞれのまちの管理なども行っていたことが歴史書『南島風土記』に記されています。
「首里古地図」では、久場川村の北側、平良川沿いの太平橋の東側にあったことが描かれています。
廃藩置県後、平等所は廃止されその跡地に「久場川サガイの芝居小屋」が建てられ、首里はもちろん近くの村々から多くの人々が芝居見物に集まりました。
また、この辺りはいろんな店が建ち並び、たいへんにぎわいを見せていたそうです。
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