『ウミガメ放流会の募集』はじめました。
ウミガメの赤ちゃんはいったいどんな生活をしているの?
そんな疑問を解明するために、私たちは飼育だけではなく、日々調査もしています。例えば、海の環境に近づけて、飼育プールに流木を入れるとウミガメはどんな行動をとるのか。実は、下の写真がその答えの一つです。
(その時、新米飼育員の驚きの声が響き渡った・・・)
「アオ(アオウミガメの赤ちゃん)が登った!流木に登った!!」
海流に流されて旅をすると考えられているウミガメの赤ちゃん。「流木に寄り添って浮くだろう」と言うところまでは考えていた飼育員ですが・・・予想外の行動でした。おもしろい発見があるものです。調査には常に新しい発見があります。
さて、仔ガメについて多くの疑問がある中でも一番大きな謎といえば、やはり回遊ルート。ウミガメの赤ちゃんはいったいどんなルートで海を旅するのか?それを調査するために、海洋博公園では、ふ化後1年間飼育した仔ガメたちをエメラルドビーチから標識放流しています。そしてなんとこの標識放流を行うのは飼育員ではありません!そぉ、今パソコンやスマフォの前でこの記事を読んでいるあなたにも参加のチャンスがあります!
それが、「ウミガメ放流会」!
なのです。今年の放流会は6月27日。さらに、ウミガメの行動を体験していただき、その生態について紹介する「ウミガメ体験学習」も同時開催します。詳しくは、下記のURLをクリックしてください!
それでは、たくさんのご応募をお待ちしております!!
海洋博公園イベント情報「ウミガメ放流会」
http://oki-park.jp/kaiyohaku/events/detail/1742
(今、旅立ちの時・・・)