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紅型の魅力を身近に~①

 沖縄を表すとき、鮮やかな色彩の紅型柄(びんがたがら)がモチーフとして使われているのを多く見かけます。「紅型」は琉球王国時代に生み出されたもので、主に王族や士族の衣裳として用いられ、組踊等の舞台衣裳や舞台幕としても使われてきました。

    
■木綿緋色地鶴に松皮菱流水菊文様両面紅型袷衣裳
(もめんひいろじつるにまつかわひしりゅうすいきくもんようりょうめんびんがたあわせいしょう)           
(一般財団法人沖縄美ら島財団 所蔵)           



木綿黄色地霞に枝垂桜飛鳥菊花文様単衣裳
(もめんきいろじかすみにしだれざくらとぶとりきっかもんようひとえいしょう)
(一般財団法人沖縄美ら島財団 所蔵)

 緋色地は、表地も裏地にも同じ型で模様が染められており表と裏がぴったり合っていて、非常に高度な技術で染められたものです。黄色地は「鎖大模様型(くさりうふもようがた)」と言われる3種類以上の異なる型紙を組わせて染められており、扇形に広がる松の下に満開の枝垂桜、その下を飛び交う燕、大輪の菊花模様と、一枚の絵のように構成された衣裳は、見ごたえがあり、着た人をさぞかし輝かせたのではないかと想像させます。


      ポチ袋:390円

首里城公園のショップでは、紅型衣裳をモチーフとしたオリジナルグッズを販売しています。新年のお年玉を入れるポチ袋としていかがでしょうか。国王の印影をモチーフとした印影シールもついています。

ショップ紅型(首里杜館 無料区域) 営業時間 8:30~17:30
ミュージアムショップ球陽(女官居室 有料区域)営業時間 9:00~17:30


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