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インターンシップ体験 沖縄国際大学(8/30~9/12)

ハイサイ!皆さん、こんにちは。
私は沖縄国際大学の学生で、このたび、首里城公園管理センターにインターンシップ生として参加させていただきました。利用サービス係と広報企画展示係(案内,解説)にそれぞれ5日間受け入れをしていただき、様々な業務を見学、体験しました。インターンシップの体験を皆様にご紹介します。

始めに御開門(ウケージョー)について紹介します。
御開門(ウケージョー)とは、毎朝8時25分から奉神門で行われる開門の儀式であり、奉神門が開門する瞬間を見ることが出来ます。
儀式の際に5分程度、首里城の解説アナウンスがあるのですが、私は今回、そのアナウンスを体験させていただきました。緊張こそしましたが、5日間の集大成として皆の前で発表でき、首里城の歴史も学ぶことができました。
また、インターンシップ生としてだけではなく解説員の一員として達成感を味わえてよかったです。


次に「ニービの粉」製作ボランティアを紹介します。
この体験は、9月18日まで誰でも参加できる復元ボランティアで、火災で破損した、正殿の柱を支えていた礎石(ニービ)を細かく砕く体験です。砕いたニービは、首里城正殿復元工事の漆塗りの下地材料になります。
誰でも首里城復興に貢献できる貴重な体験です。参加することで参加証も貰えるので、残り期間はわずかですが、皆さんも復興に貢献してみませんか。



最後に東(あがり)のアザナについて紹介します。
東のアザナは城郭内一帯や城下の街並みをはじめ、四方を見渡すことが出来る場所で、琉球王国時代は正午を知らせる時報を鳴らしていたところです。
現在のような時計がない中で正午の時刻を知るために、日影台という日時計と漏刻という水時計が使われていました。それらの時計が正午を示したときに、東のアザナにいる役人に合図を送り、そこで時報の鐘を鳴らし、城下町一帯に伝えます。その時報の鐘の音を聴いた寺が自分たちの鐘を鳴らし、周囲に伝えるといったように、正午になったことを連鎖させて伝えていました。
東のアザナでは、毎日正午に来園者が銅鑼を鳴らす体験会を行っております。体験会以外にも、ここから眺める景色は最高なので、タイミングが合う方は是非参加してみてください。


首里城公園管理センターに10日間、インターンシップ生として受け入れてもらい、普段はできない貴重な体験をさせていただきました。同時に、自分の未熟な点やもっとよくできる点に気づけたので、それも含めてインターンシップの体験や知識を自身のキャリア形成に活かしていきたいと思います。長い文章になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
沖縄国際大学 経済学部 経済学科 T
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