昭和50年(1975年)7月20日から翌年1月18日まで本部町を会場に沖縄国際海洋博覧会が開催されました。183日間にわたって熱気と興奮であふれた会場は、博覧会の閉幕後、海洋博公園として生まれ変わりました。
そのあゆみのなかで海洋博公園は沖縄の観光や経済、あるいは自然環境に大きく関わってきました。さらに来園者にとっては、世代をこえた思い出の場所となってきました。
そして博覧会の開催から50周年の節目を迎えるにあたり、「沖縄国際海洋博覧会50周年記念事業企画展 海-その望ましい未来」と題し、沖縄国際海洋博覧会から今日を振り返る展示会を開催いたします。
海洋博覧会当時を知る世代だけではなく、若者・観光客など当時を知らない多くの世代に対して、記念事業を通じて海洋博覧会の魅力を伝えるとともに、当時思い描いた未来に対して、海洋のみならず建設業、伝統文化、観光業などの分野で、海洋博覧会終了後から現在までどのような変化・変遷をたどり、そして今後、未来に向かってどう発展できるのかを考える機会となり、新たな公園の魅力を発見していただければ幸いです。