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植物観察会

こんにちは、10です。

台風15号も過ぎ去って(大きな被害はありませんでした。)、29日(土)には無事に植物観察会が開催できました。

今回は、講師に沖縄生物倶楽部代表の佐藤寛之さんをお招きして開催しました。
佐藤寛之氏
この方、実は両生爬虫類の専門家(博士)なのですが、沖縄の生き物全般なんでもござれ、という達人なのです!
そして最近では、染め物のワークショップも手掛けるなどその活動は多岐にわたるすごい方なのです。
そんな訳で今回はただ植物の名前や生態の紹介だけでなく、植物を使った遊びやその植物にまつわる面白いエピソードなど盛りだくさんとなりました。

歩き始めてすぐのところから観察会は始まりました。
まずは、チガヤ、ヒメノアズキ、コミカンソウなどの沖縄在来の植物を見ながら、それぞれの種類にまつわる面白い話が聞けました。
足元を観察中
みなさん足元の植物を熱心に観察されていますね!

続いてヒルギモドキの塩分耐性についての話あり、ヒメガマのガマの名前の由来の話あり、と次々とへぇ~と思わず唸ってしまうような話のオンパレードでした。
ヒルギモドキを観察中

さらには、モクビャッコウやナハキハギなど野外で見る機会の少ない貴重な植物についても観察をしました。
観察中その2

最後に、駐車場のコウシュンモダマを観察し、野外での観察は終了となりました。
コウシュンモダマ観察中

そんなこんなで観察会も終わりに近づき、舞台を沖縄の貴重な植物展展示会場に移して最後の講義です。
展示会会場内での講義
絶滅危惧種がどういうところに多いのか、野外で観察した植物との共通性のある植物などのお話がありました。
あっという間の2時間でしたが、参加された皆さま、佐藤さんのお話を楽しんでいただけたようでした。
佐藤さんは、様々なところでワークショップや観察会等で活動されていますので興味のある方はぜひ参加してみてください!

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