海洋博公園 熱帯ドリームセンターでは、珍奇で大きな花を咲かせ、開花直後に強烈な腐肉臭を放つ「ゾウコンニャク」が開花中です。
開花期間が1週間程と短く、目にする機会も少ない珍しい花です。


　　　　ゾウコンニャクの開花状況

【ゾウコンニャク】
<<科名>>サトイモ科
<<学名>>Amorphophallus　paeoniifolius
熱帯のインドネシアやパプアニューギニア等に分布しているコンニャクの仲間です。花の中央の突出した部分は付属体と呼ばれ、その下は花粉を発する雄花と将来実をつける雌花に分かれています。
例年春に咲くこの花は、開花と同時に強い「腐肉臭」を放ち、ハエ等の虫をおびき寄せ、花粉を運ばせます。現在2株が咲いていますが、開花期間が1週間程と短いため、間もなく見頃が終わります。迫力ある付属体や不思議な色合いをお楽しみ下さい。

■見頃：令和3年4月下旬頃まで
（植物の状態により、早めに展示終了となることがあります。）
■場所：熱帯ドリームセンター　果樹温室

※新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で、展示しております。ご来園の際は「海洋博公園 新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」をご確認ください。