尚育王筆「地静春」対句(復元製作品)
原本画像・類例資料調査をもとに選ばれた筆墨硯紙(ひつぼくけんし)。 |
調査をもとに摸刻された印章3顆(か)。 |
2枚の原寸コピーを用い、伝統的な透き写しによる双鉤填墨(そうこうてんぼく)技法と臨書技法を併用して模写を行なう。※画像は一文字ごとの試筆 |
完成した本紙を、入念に選んだ裂(きれ)を用いて掛け軸に仕立てる。 |
資料名 | 復元製作 |
尚育王筆「地静春」対句(復元製作) | 幸喜洋人(揮毫)・當間巧(石川堂 表具) |
絽織染分地鶴と松梅菊両面紅型胴衣
白生地 |
原資料を基に図案をトレース |
図案に合わせて型紙を彫る |
掛け糸を縫う |
型紙完成 |
復元 | 復元製作者 |
白生地 | 山城有希子 |
紅型 | 古紅型研究会 群星 |
令和6年度については、過年度からの継続を含む書跡2件、染織2件の復元を行います。被災した美術工芸品の復元にあたっては、調査や復元方法の検討を行いながらとなるため、今後も長期に渡る作業となります。
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