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芳香で虫(蛾)を誘う、気高きラン〜フウラン〜

こんばんは! 7です。今日の熱帯ドリームセンターは、台風後という事もあって、晴れたり雨降ったり、大忙しの一日でした。
みなさんのところは、いかがでしたか。

今日は、個人的に「フレグランスNo.1!」と思っているランが咲いたので、ご報告です。
フウラン
↑ フウラン(ラン科)
学名は、Vanda falcata(ちょっと前まではNeofinetia falcataだったので、こっちの方が馴染みの方も多いかも。)
このフウラン、小さな白いお花が可愛らしいですが、それだけではなく、夕方近くなると甘い香りを放ちます。
花粉を夜行性の虫(蛾)に依存しているからだそう。
白いお花+甘い香り→虫(蛾)に気付いてもらう。
なるほど、賢い!
また、唇弁の基部から伸びる管に蜜をためます。
その蜜を吸いにスズメガ(蛾)の仲間がくるそうですよ。
スズメガに花粉を運んでもらうために、色・香り・形などなど、、、いろんな工夫をしているのか、と。脱帽です。

フウランに関しては、もっともっと伝えたい事があるのですが、、、また今度。

そして、世界にも同じシステムで花粉を媒介してもらうランもいます。
それについても、また今度、ご紹介したいと思います。

ではでは、あぁ!もっとお話ししたいのに!と情熱を注げる何かを見つけられる、素晴らしい日になりますように、ごきげんよう♪

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