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日影台計測体験と御内原見学会のご案内


 首里城公園には、日影台(にちえいだい)という日時計が設置されています。
 琉球王国時代、首里城で正午およびその前後の時刻を計ったと言われる日影台(にちえいだい)の計測体験と、普段は見ることのできない御内原(おうちばら)という未開園エリアの見学会を下記の日程で開催します。
 

【日影台(日時計)計測体験と御内原(未開園区域)見学会】
 日  時:平成26年12月20日(土) 12:00~13:30 ※雨天決行
 集合場所:系図座・用物座 ※入館券をご準備の上お集まりください
 定  員:25名 ※要申込
 申 込 先 :098-886-2020 調査展示係まで

 日影台(日時計)は水時計の補助的な道具として使われ、十二支の刻まれた時刻版(石の円盤)に銅製の棒が取り付けられ、その日陰によって時刻を計ったと推測されています。日影台の時刻計測システムは、24節気によって傾斜角度を変えないと時刻が正確に計れないため、節気ごとに時刻版を変更します(現在の首里城公園では、春分・秋分・夏至・冬至の年4回だけ変更しています)。
 今回の見学会では、冬至にあわせ時刻板を変更し計測体験を行います。

 日影台
 

 沖縄では冬至(今年は12月22日)の頃から、「トゥンジービーサ」といって寒さが一段と厳しくなると言われています。
 本土ではカボチャを食べたり柚子湯に入るようですが、沖縄の家庭では「トゥンジージューシー」(冬至炊き込みご飯)を作ってお仏壇に供え、家族の健康と繁栄を祈願し、そのジューシーをみなでいただく習慣があります。
 見学会終了後は、ぜひレストラン「首里杜(すいむい)」でジューシーを頬張りながら、トゥンジーを体感してみてはいかがでしょうか。
 

 

 みなさまのご参加をお待ちしています。



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首里城公園

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