琉球王国のお菓子「首里城茶屋」

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伝統的な琉球菓子をお楽しみいただけます。

営業時間

9:00~18:00(ラストオーダー17:30)

場所

系図座・用物座内 首里城茶屋

料金

鎖之間のご利用案内
呈茶セット お一人様 800円(税込)

「系図座・用物座」内の首里城茶屋では、伝統的な琉球菓子とさんぴん茶を味わえる「呈茶セット」をお楽しみいただけます。

「花ぼうる」「くんぺん」「ちんすこう」「冬瓜漬(とうがんづけ)」「糕菓子(こーぐゎーし/らくがん)」の中から、季節ごとに4種のお菓子を味わえる、贅沢な「呈茶セット」です。琉球王国時代より今に伝わる代表的な琉球菓子を是非ご堪能ください。

冬瓜漬


「冬瓜漬(とうがんづけ)」は、野菜をお菓子として味わう珍しい一品で、冬瓜を砂糖で長時間煮詰めて作ります。口の中に広がる優しい香りと甘みを味わってください。

花ぼうる


「花ぼうる」は江戸でも食べられていた焼き菓子のひとつですが、繊細な切込みを入れた型は沖縄にしか残っておらず、見た目でも楽しむことができます。

 

くんぺん


「くんぺん」は、冊封使の歓待料理や祭祀に用いられた格調高いお菓子です。

 

ちんすこう


「ちんすこう」は沖縄の土産菓子としてよく知られていますが、琉球王国時代から作られている歴史ある菓子です。かつては菊の花の形をしていましたが、食べやすいように細長い形に変わりました。

 

らくがん


もち米などを蒸して乾燥させた粉と砂糖や水あめなどをこね、型抜きするなどして作ります。琉球王国時代の記録にも記されています。現在では盆行事や法事などに供えられていますが、かつては旧暦の正月を祝う茶菓子として出されていました。

 

汀砂(てぃーさ)あん


小豆あんに丁子(クローブ)を加えて香りをつけ、皮で包んで芥子の実をまぶして焼きます。1853年、ペリー提督が琉球を訪れたときの歓待献立として出てきたという記述が「ペリー来航関係記録」に記されています。

このような琉球王国の伝統菓子を、ゆったりとした雰囲気の中でご賞味ください。
皆様のご来園をお待ちしております。

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