2021.03.19 公園情報
日影台(日時計)解説会のご案内
首里城では春分の日に合わせて3月20、21日の2日間、首里王府時代に首里城で時刻を計ったと言われている日影台(にちえいだい)の解説会を行います。この機会にぜひ、首里城まで足を運んで、琉球王国の“時”を感じてみてはいかがでしょうか?
また、実際に「日影台(日時計)をつくってみよう!」ということで、日時計の時計盤用紙も配布しますので、解説会を聞いた後にご自宅でぜひ作ってみてくださいね。
【日影台(日時計)解説会】
日 時:令和3年3月20日(土・春分の日)、3月21日(日)
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①12時20分~、②14時20分~(各30分程度)
場 所:首里城公園 日影台(無料区域内)
料 金:無料 ※予約不要
※天候等により中止する場合がございます
~日影台(日時計)とは?~
日影台(日時計)は首里王府時代、水時計の補助的な道具として1739年に設置され、1879年の廃藩置県まで使われていました。
十二支の刻まれた時刻盤(石の円盤)に銅製の棒が取り付けられ、その日影によって時刻を計ったと推測されています。
時刻を正確に計るため、二十四節気に基づき年に24回角度を変更していたそうですが、現在の首里城公園では、春分・秋分・夏至・冬至の年4回だけ変更しており、今回はそのうちの春分に合わせて角度を変更します。
↑日影台解説会の様子
↑広福門前にある日影台 ↑首里城では現在、年に4回角度を変えています
↑時計盤用紙(解説会で配布予定)をダンボールに貼り付けて作ってみました。春分なので台の角度を45度で作り、面は北に向けています。ちなみに中央の針は爪楊枝です。針の影は未(ひつじ)を指していますので、時刻は14時半ごろです。ぜひ作ってみてください。