台風18号、19号以来、海洋博公園は場所によっては、まるで晩秋の様な佇まい。
台風による強風+海側からのたっぷり塩分を含んだ返し風によって、海に面した植物の多くは葉を落としたり、「紅葉(実は枯れただけ)」したり。
その後、急に秋めいて涼しくなり、雨も少なく、植物たちにとっては、厳しい状況。
落ち葉かきのスタッフも大変。集める端から、樹上から降って来るし・・・。
基本的には、沖縄の樹木たちは周年常緑がモットー、ガジュマル君たちも頑張ってはいるんだけど・・・。
見渡す限りの緑の公園が、ダメージ加工のジーンズみたい。
でも、今日はウレシイ発見もアリ。
↑ アコウの木に新芽がいっぱい出てきた。
ローソクの炎のようなつぼみの外側(包:ほうと言うそうです)がむけて、桜の花が散るように、折からの風に乗って、こぼれ落ちている。
↑ 頑張れ!あと数日で、新芽に包まれんことを!
気が付くと、公園のあちこちで、いろんな木々が、ダメージから復活中。
ミーニシと言う北寄りの季節風が吹き始め、冬鳥のサシバと言う鷹の仲間の鳴き声が良く聞こえるようになった。
日中園内を歩いても、日差しは強いものの、風が心地よい。
セミの鳴き声も、蝶々たちもいっぱいいる。この混在感が沖縄の秋なのかな?
園内の散策やウォーキングには最適の季節。
頑張っている木々を眺め、サシバの声を聴き、ちょッといい汗かいて、風に吹かれてみませんか?
kam