こんにちは、10です。
現在、昆虫探検ツアーの準備でおおわらわとなっています。
(当日は講師の先生が来ますが、私は昆虫については専門外なので、毎日が勉強の日々です♪)
準備に関連して、昆虫のよく来る植物について、今日は少しだけご紹介します!
【ホウライカガミ
Parsonsia alboflavescens (Dennst.) Mabb.(キョウチクトウ科)】
植物園では、蝶の食草園でちょうど今花が咲いています。
この植物を食べるのは、みなさんよくご存じの有名なオオゴマダラという蝶です!
【オオゴマダラ
Idea leuconoeタテハチョウ科】(幼虫)
写真は幼虫が蛹になろうとしているところです。
タイミングさえ合えば有名な金色の蛹が見られますよ。
さて次は、花外蜜腺をもっている植物です。
『花外蜜腺(かがいみつせん)』とは、花以外の箇所(例えば葉)から蜜を出す『蜜腺(みつせん)』のことです。
蜜腺があることで、アリなどを呼び寄せて外敵(イモムシなどの葉食べる昆虫など)から身を守ってもらっています。
【オオバギ
Macaranga tanarius (L.) Müll.Arg.(トウダイグサ科)】
オオバギの仲間は、東南アジアなどではアリ植物として知られています。
アリ植物とは、アリに対して巣場所を提供するなどしてアリと共生関係を築いている植物のことです。
葉の表面の葉脈中に白く点となっている箇所がおわかりになるでしょうか?
この部分からアリなどが好む蜜を分泌して、イモムシなどから葉が食べられるのをアリに守ってもらっているわけです。
実はこういった植物、植物園にはほかにも何種類か植栽されています。
興味ある方は、スタッフまでお訪ねください。
さて、なぜ花外蜜腺の植物をとりあげたかと言いますと・・・
実は、
8/22、8/23植物園開催の昆虫探検ツアーではアリをメインに観察します!
一番身近で、実は私たちが一番知らない昆虫、それがアリなのかもしれません。
アリが何を好み、どんなところにいるのかについて講師と一緒になって調べてみませんか?
皆様のご参加お待ちしております。(※要事前予約。詳細は
HPをご覧ください。)
そしてそして、熱帯ドリームセンターで
『沖縄の貴重な昆虫展~昆虫と植物の不思議~』が、
植物園では、
『沖縄の貴重な植物展』が開催中です。
ぜひこちらもご覧下さい。
ではでは、今日はこれにて失礼いたします。