公園だより
2013.08.11
今日もたくさんの小学生、中学生が植物園に来てくれました♪
クラフトに押し花カード作り、スタンプラリーに自由研究とみんな目的はそれぞれ。外は暑いけれど元気よく楽しんでくれて私も嬉しくなります。
おや?台の上にのぼって何かをしているようですが、いったいみんなは何をしているのでしょうか。
みんなが遊んでいるのはコレでした。「空飛ぶ種」の模型です。
熱帯には種に羽をつけて遠くに飛ばそうとする不思議な植物がいます。その植物の種の模型をみんなに作ってもらい、飛ばしてもらっています。種は落としただけなのにフワフワと飛んで行くので不思議!
この種をヒントにグライダーが考案されたそうです。こんな不思議な種を作り出す自然はやっぱりすごいですね!子供たちには楽しく遊びながら自然について学んでもらえたらと思います。
んん?こっちでは何を見ているのでしょうか??
緑色のつぶつぶが浮いているようにみえますが。。。実はこれ、世界一小さい植物といわれている「ミジンコウキクサ」です。肉眼で見てもよくわからないほど小さな植物です。
植物園ではこの世界一小さい植物をマイクロスコープという拡大カメラで観察してもらっています。肉眼では観察しにくいミジンコウキクサもこれでしっかり見る事が出来ます。自由研究のためスケッチしに来てくれた小学生もいました。まだ見たことない子はぜひ見に来てね!
今日紹介した空飛ぶ種とミジンコウキクサは「夏休み自由研究サポート展」で9/1まで公開しています。自由研究の宿題がある子もそうでない子も遊びに来てね!
© 海洋博公園 All Rights Reserved.