公園だより
2013.03.29
こんにちは。yu-naです!
今日は植物園にある珍しい植物を紹介しますよ。
ほんのりピンク色に色づいた花がかわいらしいですね。名前を「アリノキ」といいます。
アリノキは南米原産の木で、アリと共生しているため名付けられました。アリは木の幹に巣を作り、木から住処と食べ物を提供してもらっています。反対にアリノキは昆虫に葉などを食べられないように守ってもらっています。アリノキのようにアリと共生して生きている植物を総称して「アリ植物」といいます。
ちなみに、植物園のアリノキの幹にはアリがいません。残念!
アリノキのおもしろさは他にもあります。
↑はアリノキの実です。なにやら3枚の羽がついています。この実を高いところから落とすとクルクルまわりながらゆっくりと地面に落ちてきます。風が吹くとユラユラ飛ばされて遠くに飛んでいくことができるので、遠くまで子孫を拡散することができるのです。すごいですねぇ。
アリノキの実は植物園のインフォメーションセンターにあるのでお気軽に手に取って遊んでみて下さい♪
アリノキは今が見頃です。見にきてねー。
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