今日は、梅雨前線が沖縄本島を横切る形で鎮座しているので、朝から雨。
午前中は結構な大降りにも関わらず、大勢のお客様。
時々小降りになるけれど、この雨の中に・・・申し訳ない気持になってしまう。
こんな日は緑が鮮やかなので、小降りなら傘をさして園内の散策も風情があるけれど、海洋文化館や熱帯ドリームセンターの様な施設内でゆっくり過ごすのがオススメ。
海洋文化館なら展示を一通り見てから、興味を持ったブースの、資料映像を片っ端から見て行けば、ちょっとした「南太平洋博士」になれるかも。
個人的には、食べ物の映像が一番のオススメで、豚やウミガメから哺乳類、そして様々な木の実を食べる映像は必見!
熱帯ドリームセンターなら、果樹温室。名前だけはどこかで聞いたことがある程度の、あまり縁のない果樹が「生で」見られる。
カカオなんて、板チョコになってるのしか分からないし、マンゴーも木になっているのはめったに見られないだろうし、しかも巨大なマンゴーの木に鈴なりになっているのは感動モノ。
えー、食べ物ばっかりー!と言われそうだけど、好奇心は身近な所から、が持論なもんで。
↑ 事務所の窓際に生えている、パパイヤの木。ほどほどに実もついている。
沖縄では、パパイヤは「野菜」に分類される、と私は思っている。
青くて固いのが食べ時で、千切り状にして、チャンプルー(炒め物)にしてて食べるのが正統派。漬物も見たことがあるけど。
千切り状にするのには、シリシリ器と言う、スライサー的な秘密兵器を駆使する。
この、シリシリ器が沖縄在来調理器具なのかどうかは良く分からないが、私の知人は、沖縄に来るたびに「シリシリ」と言いながらこれを買っていく。
人参もシリシリ、リンゴもシリシリ(この場合はおろし金を使う)、おろしている音が語源の様だけど、このシリシリだけで、1コーナー出来るくらいのうんちくが埋まっていそう。
海洋博公園内の散策でも、沢山の木になっているパパイヤがご覧いただけると思うけど、くれぐれも、木に登って取ろうなどと思わないこと、落ちたら大変。
ちょうど食べ時の、パパイヤは、地元スーパーなどで求めるべし。
梅雨明けまでには、新たなライターが次々と参入の予定。
kam