御庭(うなー)

御庭(うなー)

「御庭(うなー)」は首里城の中心部になります。
正面が「正殿」、向かって右(南側)に「南殿・番所(なんでん・ばんどころ)」、左(北側)に「北殿(ほくでん)」が位置しており、これらに囲まれた中庭広場の空間が「御庭」です。

年間を通じて様々な儀式が行われた広場です。御庭には磚(せん:敷き瓦)というタイル状のものが敷かれていますが、この色違いの列は、儀式の際に諸官が位の順に立ち並ぶ目印の役割をもっていました。

中央の道を「浮道(うきみち)」といい、国王や中国皇帝の使者「冊封使(さっぽうし)」等、限られた人だけが通ることを許された道でした。

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